科目名 | 福祉環境論 |
---|
単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
---|---|---|---|
2 | 3 | 後期開講 | 井澤 幸 |
テーマ |
---|
高齢者・障害者をはじめ誰もが安全・安心かつ快適に住み続けられる居住環境 |
科目のねらい |
---|
<キーワード> 居住福祉 高齢者住宅 子どもの住環境 バリアフリー ユニバーサルデザイン <内容の要約> 居住環境は人間が生活していく上で最も重要な基盤の一つである。 高齢者、 障害者をはじめ乳幼児、妊婦など様々な状態にあるすべての人にとって安全かつ快適な居住環境の整備が求められている。 本講義では、安心・安全に暮らすことが阻害されている居住問題を学ぶとともに、誰もが安全かつ快適に生活し、安心して住み続けることができる居住環境のあり方について理解を深め、支援方策について考えられるようになる。 <学習目標> 乳幼児・子どもや妊婦など誰もが安全かつ快適に住むことができる居住環境について理解し、問題の改善に向けた支援ができる。 高齢者の住宅改善における福祉専門職の役割と支援方法を理解し、改善に向けた支援ができる。 障害者の障害特性に合った居住環境整備の方策を理解し、改善に向けた支援ができる。 大災害時における被災者の生活環境を理解し、改善に向けた支援ができる。 誰もが安心して生活するためのバリアフリー、ユニバーサルデザインのまちづくりの課題と改善方策を理解し、改善に向けた支援ができる。 |
授業のながれ |
---|
福祉環境について学ぶ内容と意義 健康な生活を支える住環境 低所得高齢者を取り巻く住まい 高齢者の在宅生活を支える住環境整備 高齢者の在宅生活を支える住環境整備における専門職の役割 北欧における高齢者施設の居住環境整備の考え方 日本における高齢者施設の居住環境整備の取り組み 障害の特性に合わせた住環境整備 バリアフリーとユニバーサルデザイン 障害者の自立生活を支える福祉のまちづくり 妊産婦・子どもの発達と住環境 子育て支援の場における環境整備 学童保育の場における環境整備 大震災被災地における被災者の生活環境と支援 学生によるバリアフリー調査の発表 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
---|
自分の日常生活における住まいやまちの環境に関心をもち、高齢者や障害者等が利用する上での問題点や改善の課題について考えるように心がけて欲しい。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
---|---|---|
事前 | 講義に関連する文献に目を通す | 5 |
事後 | 講義中に出題される課題への取り組み | 8 |
事後 | 全講義終了後の試験対策 | 5 |
本科目の関連科目 |
---|
高齢者や障害者、住居喪失者、震災被災者等の実態やその支援のあり方を理解する上で、高齢者福祉論、障害者福祉論、視覚障害者支援論、聴覚障害者の理解と支援、公的扶助論、ふくしと減災コミュニティ、地域福祉論、ソーシャルワークの科目は、本科目と関連すると思われる。 |
成績評価の方法 |
---|
|
||||||
講義中に提出するレポート(発表した場合はその分を加点)と期末試験の成績、毎回の授業内容に関する課題(ミニレポート)の提出状況・内容を総合して評価する。 講義中に提出するレポート(30%)、期末試験(50%)、毎回授業内に提出する課題(ミニレポート)(20%) |
テキスト |
---|
□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
(C) Copyright 2020 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |