科目名 | 専門実技(器械運動) |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 2 | 前期開講 | 堤 吉郎 |
テーマ |
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器械運動の面白さを体験し、系統的な指導について考える |
科目のねらい |
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<キーワード> 技能の習熟(できる)と技術の認識(わかる) 教科内容と教材 技術指導の系統性 異質協同の学び <内容の要約> 体操競技として、跳馬、あん馬、床運動、鉄棒が行われているが、ここでは、中高の学校教育でも器械運動として実践されている「マット運動」、「跳び箱運動」を中心に器械運動(体操競技)の魅力や面白さをトップレベルの選手の動きの分析や技能の高さを体験的に理解することを通して受け止め、技を見る目も養う。そして、学んだことをもとに学生自身の技能向上に生かす。併せて、「体つくり運動」を扱い、自己の体や心をほぐし、体力を高める運動について理解を深める。具体的には、各回の授業の導入(準備運動・補強運動として)に体つくり運動を取り入れる。 <学習目標> 器械運動の4つの運動に共通する基礎的能力(感覚づくりを含む)を身につけることができる。 器械運動のうち「マット運動」、「跳び箱運動」の技術の系統性に基づき、自らの技能を高めることができる。 習熟した技能を発表会を通して表現することができる。 自分にとっての体ほぐし、体力づくりの意味を理解し、それらを高める方法を学び、「体つくり運動」について理解を深めることができる。 |
授業のながれ |
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オリエンテーション(授業の進め方、器械運動・体操競技の魅力と歴史、現在の体操競技に状況、グループ分けなど) 体をほぐす体操や運動、器械運動の感覚づくり 体力を高める運動、マット運動T(回転系・接転:前転→開脚前転→伸膝前転・倒立前転へ、後転→開脚後転→伸膝後転→後転倒立へ) 準備運動、マット運動U(回転系・倒立回転:側方倒立回転の基本−足うち・川とび)、観察・分析 準備運動、マット運動V(回転系・倒立回転:側方倒立回転の基本−跳び箱を使った山とび→側転へ)、教具の利用、観察・分析 準備運動、マット運動W(回転系・倒立回転:側方倒立回転の基本−側転の発表)、観察・分析 準備運動、マット運動X(回転系・倒立回転:側方倒立回転の基本−跳び箱を使った山とび→側転へ)、教具の利用、観察・分析 マットの連続技の発表、演技の採点・評価方法 補強運動、跳び箱運動T(切り返し系:開脚跳び→開脚伸身跳び)、観察・分析 補強運動、跳び箱運動U(切り返し系:かかえ込み跳び→屈身跳び)、観察・分析 補強運動、跳び箱運動V(回転系:台上前転→はね跳び<肩から頭>)、観察・分析 補強運動、跳び箱運動W(回転系:頭はね跳び→前方倒立回転跳び)観察・分析 跳び箱運動の発表会、技の採点・評価方法 体操競技における高度な技の分析、採点方法 まとめ(器械運動の面白さの再認識、器械運動の技の系統性の理解など) |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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事前・事後に関連文献を読む。毎時間提出のミニレポートを講義に反映させる。スポーツのできる服装、体育館シューズを準備する。授業1回につき、少なくとも1時間ずつの予習・復習を行うこと。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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本科目の関連科目 |
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他種目の専門実技 |
成績評価の方法 |
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毎時間のミニレポート、中間レポート、まとめのレポート、学びに向かう姿勢、講義でのパフォーマンス等を総合的に評価する。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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