科目名 フレッシュマンイングリッシュU−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 後期開講 尾山 晋

テーマ
自分の意図する内容を口頭で正確に伝える能力と他の英語使用者たちが話す内容を理解する能力を伸ばす。

科目のねらい
<キーワード>
自分の意図や立場を口頭で表現する能力の伸長。  日常的な話題について英語で書かれた・話される内容を理解する能力の伸長。
ネイティブ/ノンネイティブ問わず英語を使用する人々の文化に関する理解の深化。

<内容の要約>
この授業の目的は、平易なレベルの表現を用いて自分の意図や立場を正確に言い表し、そして英語使用者たちが日常的・一般的な話題について話す・書き記す内容を理解する能力を伸ばすことだ。授業では諸々のテーマに関する短い文章や音声を使って語彙や表現を学び、関連した問いについて各学生に考えたことを話してもらう。これに加えて、英語使用者たちのおかれてきた立場や文化について理解し、また想像する姿勢を養ってもらう。

<学習目標>
平易なレベルの英語表現を用いて、自分のバックグラウンドや立場について言い表すことができる(全学DP2と関連)
英語話者に対し誤解を与えないように注意しながら、自分の意図を伝えることができる。(全学DP2と関連)
ネイティブ・ノンネイティブ問わず英語使用者たちが日常的な話題に関して平易なレベルの表現を使って話す/書き記した内容を理解できる。全学DP1
自分と異なる英語使用者たちの文化やそのおかれた立場について理解し、想像できる姿勢を身につける。全学DP7

授業のながれ
・学期予定の説明。・夏休みにあったことを話す(Unit 8 Introduction 2)。
Unit 7 Emotions (1) ・大学の寮への入居日の気分に関するパッセージを読み、感情や気分に関する語彙を復習する。
Unit 7 Emotions (2) ・様々な物事に関する嫌悪(phobia)について書かれたパッセージを読む。 ・嫌悪とそれを克服するのに何ができるかについて各自の考えを述べる。
Unit 9 Intelligence ・IQテストに関するパッセージを読み、知能に関する語彙や表現を学ぶ。
小テスト
Unit 9 Intelligence (2) ・血液型とその傾向に関するパッセージを読み、血液型とそのイメージについてお互いに質問し合う。 ・アルバイトについての考えを質問し合う。
Unit 9 (3) & Unit 10 (1) ・色と心理に関するパッセージを読む。 ・迷信に関する語彙を学ぶ。
Unit 10 (2) ・トルコの迷信に関するパッセージを読む。 ・チェロキー文化における迷信を紹介する会話を聞き、その後、各学生が抱く迷信について話す。
Unit 11 Comparing Cultures (1) ・シベリアの食習慣に関するパッセージを読む。 ・文化に関連した語彙や表現を学ぶ。
小テスト
Unit 11 Comparing Cultures (2) ・お盆とメキシコなどで行われる死者を偲ぶ祭りについて書かれたパッセージを読む。 ・各地の盆の習慣について質問し合う。
Unit 13 Communications (1) ・言語/非言語コミュニケーションに関する語彙を学ぶ。 ・非言語コミュニケーションについて書かれたパッセージを読む。
Unit 13 Communications (2) ・外国語学習に関するパッセージを読み、その必要性ないし不必要さについて考えることを話す。 ・日常生活での文字の使用についてお互いに質問し合う。
Unit 14 Future Plans ・カナダで生まれ育ち、日本の大学に通った女性が仕事について考えることを語ったパッセージを読む。 ・自分の将来にしたいことを話す。 ・可能性に関する表現を学ぶ。
小テストと学期の学習内容のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
受講者には、分からない言葉や事項があれば、自分で積極的に調べる姿勢が求められる。受講者は分からない単語を辞書で調べ、それでも分からない場合は教員に質問し、ウェブ、書籍などを参照するなどして、理解できない事柄を、理解できないままにしないように心がけること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 語彙の学習:各ユニットの最初にあるセクション(“Homework”、“Warm-up”、“Vocabulary”)に目を通し、指示に従って、空欄を埋めたり、設問に答えたりする。 4
事前 各ユニットにある “Reading”セクションのパッセージを読み、設問に答えておく。内容確認のためにワークシートを追加で配布する場合はその設問にも答える。 3
事前 各ユニットに2つある“Discussion”セクションの1つ目で指定される教科書巻末のパッセージを読む。そして、これに関連した教科書中の設問に答えておく。 4
事前 “Listening”セクションの音声を聞いて、設問に答えておく。 3
事後 小テストのための復習 9

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等 90%
その他(授業への参加と貢献) 10%
「授業内でのレポート・課題等」は3回の小テスト(70%)と各回の宿題の取り組み(20%)から成る。「その他」は授業への参加と貢献の度合いで評価する。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>Sakae Suzuki, Matthew Miller, Patrick McClue <テキスト名>Bridging Communication Skills. (ISBN978-4-7647-4091-4)  <出版社>金星堂



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