科目名 フレッシュマンイングリッシュU−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 前期開講 尾山 晋

テーマ
自分の意図する内容を口頭で正確に伝える能力と他の英語使用者たちが話す内容を理解する能力を伸ばす。

科目のねらい
<キーワード>
自分の意図や立場を口頭で表現する能力の伸長。  日常的な話題について英語で書かれた・話される内容を理解する能力の伸長。
ネイティブ/ノンネイティブ問わず英語を使用する人々の文化に関する理解の深化。

<内容の要約>
この授業の目的は、平易なレベルの表現を用いて自分の意図や立場を正確に言い表し、そして英語使用者たちが日常的・一般的な話題について話す・書き記す内容を理解する能力を伸ばすことだ。授業では諸々のテーマに関する短い文章や音声を使って語彙や表現を学び、関連した問いについて各学生に考えたことを話してもらう。これに加えて、英語使用者たちのおかれてきた立場や文化について理解し、また想像する姿勢を養ってもらう。

<学習目標>
平易なレベルの英語表現を用いて、自分のバックグラウンドや立場について言い表すことができる(全学DP2と関連)。
英語話者に対し誤解を与えないように注意しながら、自分の意図を伝えることができる。(全学DP2と関連)
ネイティブ・ノンネイティブ問わず英語使用者たちが日常的な話題に関して平易なレベルの表現を使って話す/書き記した内容を理解できる。(全学DP1と関連)
自分と異なる英語使用者たちの文化やそのおかれた立場について理解し、想像できる姿勢を身につける。(全学DP7と関連)

授業のながれ
・授業の概要説明 ・英語での簡単な自己紹介。
Unit 1 ・初対面ないし出会って日の浅い相手にお互いの出身や趣味、嗜好などについて質問し合う。 ・教室で教員と学生の間でよくあるやりとりで使う表現(質問や遅刻時の弁解)を学ぶ。
Unit 2 (1) ・高校や中学校での思い出を話す。 ・カナダでホームステイした人の体験談を読む。
Unit 2 (2) ・イギリスの中等教育と大学について書かれたパッセージを読む。 ・各自が大学で学びたいことや将来したい仕事について話す。 ・各自の受験の思い出を話す
小テスト
Unit 2 (3) & 3 (1) ・メキシコ旅行に行った女性について書かれたパッセージを読む。 ・英語学習について思うことを話す。 ・料理のレシピで使われる語彙を学ぶ。
Unit 3 (2) ・フランス料理のキッシュのレシピを読む。 ・食べ物や料理に関する語彙を学ぶ。
Unit 3 (3) & 4 (1) ・インド料理のレシピを読む。 ・お互いにできる料理とそのレシピを質問し合う。 ・自分の好きな飲食店について話す。 ・健康や病気に関する語彙を学ぶ。
Unit 4 (2) ・病院での受診に関するパッセージを読む。 ・病気やアレルギーなどに関する語彙を学ぶ。・健康のためにできることや各学生がしていることについて話す。
小テスト
Unit 4 Health (3) ・日常生活でのストレスに関するパッセージを読む。 ・相手にアドバイスをする際に有用な表現を学ぶ。
Unit 5 Humans and Animals (1) ・動物に関する語彙を学ぶ。  ・菜食主義に関するパッセージを読む。 ・動物と人間の関係について考えることを話す。
Unit 5 Humans and Animals (2) ・人間と人間以外の動物の似ている点に関するパッセージを読む。 ・相手の意見への同意/不同意を示す表現を学ぶ。
Unit 6 Telling Stories (1) ・マダガスカルの寓話を読む。 ・ストーリーの種類に関する語彙を学ぶ。 ・自分がした面白い体験や、驚いた体験について話す。
小テストと学習内容のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
受講者には、分からない言葉や事項があれば、自分で積極的に調べる姿勢が求められる。受講者は分からない単語を辞書で調べ、それでも分からない場合は教員に質問し、ウェブ、書籍などを参照するなどして、理解できない事柄を、理解できないままにしないように心がけること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 語彙の学習:各ユニットの最初にあるセクション(“Homework”、“Warm-up”、“Vocabulary”)に目を通し、指示に従って、空欄を埋めたり、設問に答えたりする。 4
事前 各ユニットにある “Reading”セクションのパッセージを読み、設問に答えておく。内容確認のためにワークシートを追加で配布する場合はその設問にも答える。 3
事前 各ユニットに2つある“Discussion”セクションの1つ目で指定される教科書巻末のパッセージを読む。そして、これに関連した教科書中の設問に答えておく 4
事前 Listening”セクションの音声を聞いて、設問に答えておく。 3
事後 小テストのための復習 9

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等 90%
その他(授業への参加と貢献) 10%
「授業内でのレポート・課題等」は3回の小テスト(70%)と各回の宿題の取り組み(20%)から成る。「その他」は授業への参加と貢献の度合いで評価する。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>Sakae Suzuki, Matthew Miller, Patrick McClue <テキスト名>Bridging Communication Skills. (ISBN978-4-7647-4091-4)  <出版社>金星堂



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