科目名 社会科学の世界

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 三宅 裕一郎、赤石 憲昭、小坂 啓史

テーマ
社会科学の全体像を理解する

科目のねらい
<キーワード>
憲法  民主主義
平和  資本主義
社会

<内容の要約>
 複雑で多様な現代社会をきちんと把握し、そこで起こる様々な問題を改善・克服していくためには、社会に関する幅広い知識はもちろんのこと、社会の構造や法則を根本的に捉える社会科学的な認識が必要となります。本授業では、法学、政治学、経済学、社会学、文化人類学という広大な社会科学の領域から、現代社会について考える上で最低限必要なエッセンスを紹介するとともに、社会についての総合的な理解を深めます。

<学習目標>
社会科学に興味・関心を持つことができる
社会科学の全体像を理解することができる
社会生活に必要な社会科学の基本的知識を身につけることができる
社会科学的なものの見方・考え方を身につけることができる
現代社会を社会科学の視点から分析することができる

授業のながれ
オリエンテーション:社会科学を学ぶことがなぜ必要なのか?
法学の世界@ 近代法の考え方と日本人の法意識
法学の世界A 日本国憲法の現在
法学の世界B 憲法改正をどう考えるか?
政治学の世界@ 議会制民主主義と市民の役割
政治学の世界A 国際法・国際政治をどう捉えるか?
政治学の世界B なぜ日本から基地と原発はなくならないのか?
経済学の世界@ 新自由主義の諸問題
経済学の世界A マルクスと資本主義
経済学の世界B 現代の資本主義をどう捉えるか?
社会学の世界@ 社会の中で社会学がはたす(はたしてきた、はたすべき)もの
社会学の世界A 社会学からみたさまざまな社会のすがた
社会学の世界B 社会学の基本的な分析のしかた
文化人類学の世界@ さまざまな民族誌(エスノグラフィー)
文化人類学の世界A 文化人類学における「文化」のとらえかた

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 講義で取り上げられる内容は、今まさに社会で起きている問題と密接に結びついています。その結びつきをつねに考えながら学習を進めてください。また、ふだんから新聞やニュースを見るなどして、広く現代社会の問題に目を通すようにしてください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義推薦図書1の講義に該当する部分を読む 5
事前 各回の講義内容について復習し、さらに疑問点等を自分で調べる 5
事後 課題レポートの作成 20

本科目の関連科目
人文科学の世界、自然科学の世界、市民社会の諸問題(現代基礎教養)、社会科学系の各授業

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 35%
授業内でのレポート・課題等 65%
その他  0%
レポート評価。本講義は3人の教員が担当します。それぞれの教員が担当したテーマに関するレポート3つ(各800字)で評価します。レポートでは、社会科学の問題について、基本的な知識の習得とその応用ができているかを確認します。授業中の私語等の迷惑行為については、平常点より適宜減点します。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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