科目名 卒業研究T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 前期開講 小國 和子

テーマ
農村・開発・多文化共生 〜フィールドワークに基づく卒業論文の作成〜(前期分)

科目のねらい
<キーワード>
フィールドワーク  KJ法
東南アジア  農村開発
コミュニティ

<内容の要約>
本科目では、専門演習などで多少なりともフィールド調査の知識と経験をもつ受講者を前提に、各自が研究テーマを絞り込み、実際にフィールドワークを行って、それに基づく卒業論文を書く。
各自の研究テーマは、グローバル化が進む日本や近隣諸国において、「わたしらしさ」とは何か、よりよい生活とは何か、といった大きな課題を念頭に、各自の実体験や具体的な関心にひきつけて検討していきます。
後半は論文の個別指導が中心となりますが、定期的なピアレビュー、ピアサポートを重視しているため、集まって討論する場への参加を年間通じて設けます。
毎回の対面ゼミ参加に加え、各自の卒業研究作業としてのテーマ決め・調査の実施ととりまとめ・卒業論文の作成と提出・口頭発表、のすべてを行うことが単位取得の条件となります。

<学習目標>
自らの関心ある社会課題について、論理的に議論するための知識を身につける。
関心事項に関するフィールド調査を自ら計画、実行し、データの収集と整理ができる力をつける。
自分の意見を先行研究を参照しながら順を追って説明する文章力、プレゼンテーション力を身につける。

授業のながれ
ガイダンス
研究テーマの検討(1) 初発の関心の整理
研究テーマの検討(2) 先行文献の収集
研究テーマの検討(3) オリジナリティを高めるために
研究テーマの検討(4) 共通課題の討論
調査計画の検討(1) 文献研究
調査計画の検討(2) 文献研究
調査計画の検討(3) 文献研究
調査計画の検討(4) 
調査計画の検討(5)
プレテストの重要性
プレテストの実施ととりまとめ、見直し
プレテストの実施ととりまとめ、見直し
中間発表会(1)
中間報告会(2)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・調査の方法として、あるいは調査対象地における人とのかかわり方としてのフィールドワークに関して、基礎的な文献を事前に読んでおくこと。
・限られた長期夏季休暇を最大限に利用して卒業論文のフィールドワークを行えるよう、生活と学習上のスケジュールをしっかりと立てておくこと。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業での学習内容の準備 1
事後 授業での学習内容の振り返り 1

本科目の関連科目
専門演習(小國)、開発人類学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他(授業への参加・貢献度) 70%
課題・小テスト・レポート 20%
卒業論文の提出 50%
口頭発表の実施 30&

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



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