科目名 | 日本語学U |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 前期開講 | 田中 真由美 |
テーマ |
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日本語Tの学びを踏まえ、日本語を「外国語」として考察し分析する。主に意味論(言葉の意味)、音声学、認知言語学、他言語との対照という4つのテーマに沿って考察する。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 言語学 日本語学 音声学 文字表記 日本語教育 <内容の要約> 日本語Tで学んだ日本語の基礎を踏まえて専門的に考察する。音声学の基礎を覚えることによって、日本語の発音の特徴と学習者の課題を考え、意味論の基礎を学んで、よく似ている日本語の表現の違いを客観的に説明できるようになる。認知言語学の基本を学ぶことによって、人はどのように体験したものをことばにするかについて考える。また、グループワークで、他(中国、インドネシアなど)の国の言語事情を調査し、その国からくる学習者は日本語を学ぶ時にどのような課題がありそうかを考えて、プレゼンテーションする。(翻訳家、通訳者、日本語教師としての経験をもつ教員が、日本語に関する講義をおこなう。) <学習目標> 音声表記を正確に使えるようになり、日本語の発音を音声的に理解するようになる。 日本語において用いられる文字の由来や特徴を理解するようになる。 日本語の視点の特徴について理解するようになる。 日本語Iで得た知識を上記の3つの目標の達成に活かすことができる。 |
授業のながれ |
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世界からみた日本語 音声学概論 日本語の音声(1) 日本語の音声(2) 日本語の音声(3) 日本語の音声(4) 日本語の音声(5) 日本語の音声(6) 日本語の視点(1) 日本語の視点(2) 日本語の視点(3) 日本語の文字と表記(1) 日本語の文字と表記(2) 日本語の文字と表記(3) まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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- 授業はインタラクティブで行うので、積極的に参加すること。 - 資料を事前に配布することもあるので、予習の上受講すること。 - 日本語Iと違って、大きく分けて3つのテーマを数回に分けて展開する。テーマによっては学生が作業や発表を要求される。分析方法などが教えられる授業を欠席するとその後の作業を進めることができなくなるから、事前に理由を持って欠席の連絡はない場合評価は下がる可能性が大きい。- - この授業は他の言語(英語など)の能力は全く問わないが、予め「言葉」(発音、意味など)を意識しながら受講すると現実とのつながりができて知識は定着する。むしろ、この授業で学んだことを英語の学習に適応できると思われるので、英語を真剣に勉強している学生には有意義と思われる。 - 日本語教育に関連する科目であるため、日本人学生と他国籍の学生が積極的にやりとりすることが求められる。 - 鹿島央「日本語教育をめざす人のための基礎から学ぶ音声学」(2002), スリーエーネットワーク という本はしていテキストではありませんが、将来日本語教師を目指す学生には役に立つ本と思われるのでオススメします。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 資料を熟読し、必要に応じて発表資料を準備する | 15 |
事後 | 復習、宿題やレポート | 15 |
本科目の関連科目 |
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日本語学T |
成績評価の方法 |
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授業内プレゼンテーション(30)、最終レポート(30)、全体の参加態度(40) |
テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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