科目名 | 持続可能性教育 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 千頭 聡 |
テーマ |
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持続可能な地域社会を創るための担い手を育てるESD |
科目のねらい |
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<キーワード> 持続可能な開発と社会 持続可能な開発のための教育(ESD) 担い手づくり 地球市民 SDGs <内容の要約> 1992年のブラジルでの地球サミットや2002年のヨハネスブルグサミットを節目としつつ、未来に向けて持続可能な地球や地域社会を創りあげていくことが、世界の共通認識となってきた。とりわけ、2005年から2014年まで世界で展開された国連「持続可能な開発のための教育(ESD)の十年」の取組の中で、我が国においても、多くの実践例が生まれてきている。本講義では、まず、世界で取り組んでいるSDGsの概要について理解を深めるとともに、ESDの概念および、その歴史的な背景と経緯について理解するとともに、日本における先進的な取り組み事例について、その内容及び成果を学ぶ。今年度は、東海地方の中山間地域での、地域ぐるみでの担い手育ての実例を取り上げる。さらに、知多半島を対象として、学生自身の課題認識に基づき、グルーブごとにフィールドワークを行い、持続可能な地域社会を形成していくための課題、その解決方法などを実践的に学ぶとともに、その成果を発表、共有することを通じて、地球市民としての持続可能な地域社会の担い手づくりのあり方を体得することも目指す。 <学習目標> 持続可能な開発のための教育(ESD)の概念が理解できる。 フォーマル・ノンフォーマル・インフォーマル教育の役割と相互の連携の重要性が理解できる。 国内外のESDの先進事例から学べることを把握できる。 自らが地域社会の担い手として行動する自覚を持つことができる。 SDGsとESDの関連性が理解できる。 |
授業のながれ |
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持続可能な開発の概念 地球レベルで持続可能性と持続不可能な要因1 地球レベルで持続可能性と持続不可能な要因2 地域社会における持続可能性とは1 地域社会における持続可能性とは2 ESDの概念と歴史的経緯1 ESDの概念と歴史的経緯2 日本における事例研究1 日本における事例研究2 地球市民を目指すESDフィールドワーク1 地球市民を目指すESDフィールドワーク2 地球市民を目指すESDフィールドワーク3 地球市民を目指すESDフィールドワーク4 フィールドワーク成果発表会と相互評価 まとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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本講義では、グローバルな視点を持ちつつ、地域社会をどう持続可能な社会に創りかえていくかを議論したいと思います。講義の後半では、知多半島を対象としたフィールドワークを通じて、ESDを実践的に理解することを目指します。したがって、講義時間以外での学生相互の協働に基づく自主的なフィールドワークも必要となります。 講義内容に関わって参考とすべき図書などについては、講義の中で紹介する。 なお、テキストとして、環境学習実践者向けESDガイドブック「ESDはじめの一歩」を使用します。第一回講義時に配布します。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 日常的にニュースを見たり、新聞を読むこと | 15 |
事後 | 講義の振り返りを行うこと | 15 |
本科目の関連科目 |
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環境と開発T、環境と開発U、開発ソーシャルワーク演習、福祉社会開発 |
成績評価の方法 |
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講義内容を踏まえたフィールドワークのまとめと成果発表、レポート作成を課し、その内容によって評価する。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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