科目名 環境と開発T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 千頭 聡

テーマ
持続可能な開発とは?part1

科目のねらい
<キーワード>
持続可能な開発  生活環境
環境学習  ラオス
ESD

<内容の要約>
地球温暖化問題が宇宙船地球号の未来にとって緊迫した課題であることが世界共通の認識になっています。 本講義では、地球と地域という空間と、食料やエネルギーなどの資源の世界的なつながりを基本としつつ、自然的・社会的・人的側面から持続可能な開発のあり方を考えます。特に、SDGsの概要についての理解を深めるとともに、国内およびアジアの発展途上地域における開発と環境の問題の概念と実態・方法なども取り扱います。 また、講義内では、演習(環境家計簿)を一部取り入れる予定です。なお、2年前期第2クォーターの「環境と開発U」と連続した講義内容ですので、両科目を必ず受講してください。(民間シンクタンクおよびNPOで環境と開発に関わる業務の経験をもつ教員が、生活環境や持続可能な開発にについての講義をおこなう。)

<学習目標>
・環境問題や、 私たちの暮らしと環境とのかかわりについての基本的な理解が進む。
・持続可能な開発とは何かを理解できる。
・アジアの発展途上国の実情を知り、 視野を世界に向けることができる。
・日本の地域開発と環境とのせめぎあいの実情を理解し、 これからの開発のあり方を考えることができる。
SDGsの意義と意味が理解できる

授業のながれ
ガイダンス
環境問題と私たちのくらし−序論
くらしと環境問題概論 1−環境とは?
くらしと環境問題概論 2−くらしと環境とのつながり
世界から日本を眺める1 −食や資源利用
世界から日本を眺める2−エコロジカルフットプリントや仮想水
地球温暖化とは−その原因とメカニズムは?
地球が危ない?!−映像で世界の実情を知る
持続可能な開発とはなにか−概念の整理
持続可能な開発を目指す世界の動き
発展途上地域の実像1−ラオス
発展途上地域の実像2−ラオスの焼畑農民のくらし
発展途上地域の課題 1
発展途上地域の課題 2
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
毎回、講義開始時に環境と開発にかかわる時事問題を学生から提起させる。
学生からの質問に基づいて講義を展開させることもある。
ビデオの利用、レジメの配布などにより、わかりやすい講義に努める。
遅刻は一切出席と認めない。 また、講義中の無駄な私語は、参加している他の学生への講義妨害です。
本講義は、 前期火曜日の8週間にわたって、5限と6限に連続して開講する。
履修登録方法および開講日について掲示を注意して確認すること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 新聞などを日常的によく読むこと 15
事後 講義内容について振り返ること 15

本科目の関連科目
2年前期第2クォーターの「環境と開発U」と連続した講義内容ですので、両科目を必ず受講してください。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  0%
課題・小テスト 30%程度、 定期試験 70%程度 (最終試験はレポートに代えることがある。)
全体として60点以上を合格とする。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 

科目属性
地域志向科目



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