科目名 国際協力

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 近藤 有希子

テーマ
国際協力についての基本的な知識を得るとともに、よりよい国際協力のあり方について検討する。

科目のねらい
<キーワード>
開発と発展  貧困
近代化  植民地主義
国際社会

<内容の要約>
本講義では、国際協力という現象について包括的に理解することを目的とします。その際、「開発」や「発展」、「貧困」、「近代化」といった概念とあわせて思考を深めます。国際協力を批判的に捉える視点を身につけるとともに、被援助国・地域の多様性に対する想像力をひろげ、さらには援助する側の可能性を見出していくことを目指します。


<学習目標>
国際協力についての基本的な知識を得ることができる。
「発展」や「貧困」などの概念を相対的に捉える視点を身につけることができる。
援助する側/される側の関係性に敏感となり、よりよい支援に向けた取り組みを模索することができる。

授業のながれ
オリエンテーション
シミュレーション:「援助」とはなにか
シミュレーション:対象地域を知ること
シミュレーション:プロジェクトを選ぶ
開発援助の潮流:植民地主義と独立
開発援助の潮流:近代化論と経済開発協力
開発援助の潮流:新しい開発と参加型開発
まとめ
エンパワーメントと「貧困」の再検討
途上国の貧困とわたしたちの暮らし
シミュレーション:コーヒー農家の生活
フェアトレードという関わり
援助の非対称性と「よそ者」の可能性
内発的発展を考える
全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
日頃から国際協力に関するメディア報道に関心をもち、積極的に情報収集をおこなってください。必要に応じて、参考文献や資料を紹介します。

事前事後 学習内容 時間数
事後 毎回の授業で配布したレジュメや資料をよく読んで復習する。 15
事後 国際協力に関する事柄について、報道やニュースで情報収集をおこなう。 15

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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