科目名 外国語研究

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 石渡 雅之

テーマ
小学校における外国語科、および外国語活動の授業実践に必要な異文化理解力、教科や学習領域としてアプローチをするための英語知識を身につける。

科目のねらい
<キーワード>
小学校外国語活動  国際理解教育
小学校外国語科  異文化理解教育

<内容の要約>
本授業では、小学校における英語指導に必要な指導理論とその理論が確立した背景を最初に学んでいく。その上で、英語を利用した異文化理解教区の方法や国際理解教育の方法、小学校での英語教育に必要な絵本を中心とした教材作成方法に触れていく。また、学習指導要領の分析をする上で欠かせない「コミュニケーション能力」についても理論的な分析を行い、学習指導要領が示すコミュニケーション能力の意味について研究する場にもする。

<学習目標>
小学校における外国語科、および外国語活動の授業実践に必要な4技能を身につけることができる。子たつ(子)DPC
異文化理解教育・国際理解教育の方法を授業で示す力を身につけることができる。子たつ(子)DPG
第2言語習得・外国語学習に関する基本的な理論を理解することができる。子たつ(子)DPF

授業のながれ
オリエンテーションー小学校で外国語を教えるためには何が必要か?
listening活動の分析
reading活動の分析
writing活動の分析
speaking活動(やりとりに焦点を置く)の分析
speaking活動(発表に焦点を置く)の分析
音声指導と語彙指導理論
学校文法理論と文章構造分析方法
第2言語習得と外国語学習
絵本の読み聞かせ(storytelling)方法
絵本を使う授業(storytelling)とその教材作成
英語教育と異文化理解・国際理解教育
コミュニケーション能力1( Grammar/ Sociolinguistics能力とは何か?)
コミュニケーション能力2( Pragmalinguistics/ Strategic能力とは何か?)
小学校外国語の今後の展望とまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
理論などをただ覚えるのではなく、学習指導案作成時にどのように生かすか?など、教育実践にどのように応用できるか?という内容を問うレポートや小テストを実施する。

事前事後 学習内容 時間数
事前 小学校学習指導要領「外国語科」の部分を読み、内容を理解しておく。 1
事前 小学校学習指導要領「外国語活動」の部分を読み、内容を理解しておく。 1
事前 小学校学習指導要領「総合的な学習の時間」の部分を読み、内容を理解しておく。 1
事後 小学校における「外国語科」の学習指導案を作成する。 2
事後 小学校における「外国語活動」の学習指導案を作成する。 2

本科目の関連科目
小学校免許課程に関するすべての科目

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  0%
学期末レポート50%、最終授業内筆記試験30%、授業中の小テスト20%

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>金森強 <テキスト名>小学校外国語活動 成功させる55の秘訣 <出版社>成美堂



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