科目名 人間発達学B

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 矢崎 裕美子

テーマ
教育、保育、心理に関連する仕事を理解する

科目のねらい
<キーワード>
教育  保育
心理  発達支援
キャリア形成

<内容の要約>
貧困やいじめ、非行、不登校等、子どもを取り巻く環境は依然厳しい状況が続いています。また日本社会は超高齢化の時代を迎え、ITやAIといった情報技術の革新も目覚ましい変革期を迎えています。このような社会状況において、子どもから大人までのすべての人を対象として、健全な社会生活を支える仕事の重要性は増すばかりです。本講義では、「人間発達学A」と同様に、すべての人が自分の可能性を追求できる健全な社会生活を支援する観点から、教育、保育、心理に関連する仕事の現状と課題について考察を深めます。
本講義は、「地域志向科目」に指定されています。実際に、地域で活躍しているゲスト講師をお招きし、各種の仕事の現状と課題を、地域での活動を踏まえて講義していただきます。まだ将来の希望が定まっていない人には、さまざまな職業を知るきっかけとして、また、その仕事に就きたいと考えている人には、大学生活においてどのようなことを学びどのようなことを経験すべきかも伝えていただきます。

<学習目標>
「人の発達を支援する仕事」にはどのようなものがあるのかを説明できる
「人の発達を支援する仕事」のそれぞれの現状と課題を説明できる
人の発達を地域との関わりの中で考えることができる
自分のキャリア形成のために大学生活において何をすべきかを積極的に考えることができる

授業のながれ
イントロダクション
児童養護施設での仕事
幼稚園教員の仕事
学童保育指導員の仕事
保育所保育士の仕事
小学校教員の仕事
一般企業の仕事
スクールカウンセラーの仕事
病弱児教育の仕事
障害児施設での仕事
特別支援学校教員の仕事
スクールソーシャルワーカーの仕事
チャイルド・ライフ・スペシャリストの仕事
司法福祉にかかわる仕事
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
毎回ゲスト講師をお招きして、さまざまな角度から保育、教育、心理に関わる仕事の現状と課題を考えていく講義です。将来、自分が就きたい仕事を見つけるため、あるいは、自分の就きたい仕事の大まかな内容を知るために、積極的な姿勢で授業に臨んでください。自分の興味のある職業についてはもちろんですが、それのみならず、各仕事の内容をしっかりと自分で整理して、人の発達や成長を支援する仕事の全体像が把握できるようにしましょう。また、他の受講生の迷惑になる行為(私語・遅刻・授業中の携帯操作等)には厳格に対処します。社会人になるための最低限のマナーは必ず守ってください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 教育、保育、心理に関連する社会の動向について、関連する新聞記事や本を読むことで基礎知識を養う。 15
事後 各回のゲスト講師の講義から、特に興味・関心をもった事柄についてさらに調べる。 15

本科目の関連科目
人間発達学A

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
毎回の小課題による平常点(40点)+期末試験(60点)の合計100点満点のうち60点以上を合格とします。毎回の小課題では、授業内容に関わるコメント記入をしてもらい、用紙8割程度の記入を満点の目安とします。授業内レポートでは、授業で取り上げられるいくつかの仕事について説明してもらいます。授業中の私語等の迷惑行為は、平常点より適宜減点します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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