科目名 教育実践入門

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 山本 敏郎

テーマ
教育実践に関わる基礎的な理論と実際

科目のねらい
<キーワード>
学びのリアリティの喪失(空洞化・ゲーム化・商品化)  当事者性と応答性
教師のモチベーション  子どもと語る

<内容の要約>
今日の学習の問題点(空洞化・ゲーム化・商品化)を指摘し、それらを克服する考え方として学びの当事者性と応答性を提案する。
教室で起きているさまざまな事件やトラブルをとおして、教師は子どもたちとどう対話するのか、その実際から学ぶ。

<学習目標>
学びをめぐる問題状況(空洞化・ゲーム化・商品化)について理解できる。
学びの三つの側面(知るー問うー確かめる)について理解できる。
学びの当事者性と応答性について理解できる。
教師たちの苦悩と喜びについて理解できる。
子どもと語ることの意味と方法について理解できる。

授業のながれ
学びのリアリティの喪失 − 空洞化・ゲーム化・商品化
学習とは何か − 知るー問うー確かめる
学びの深まり − 共通する構造の発見
生活の世界から科学の世界にわたる
科学の世界から生活の世界にもどる
「15歳 心の軌跡」の視聴
「15歳 心の軌跡」についてのディスカッション
他者の問題を自分の問題にひきつける − 当事者性のある学び
他者の呼びかけに応答する学び − 応答性のある学び
授業をめぐる教師の苦悩と現実と喜び
いじめに立ち向かう力を子ども達に
修羅場をくぐりぬける
教室に情報公開と言論の自由を − なぜ討論が大事なのか
教室での話し合いにおける相互批判 − 相互批判から何が生まれるか
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
参考文献は講義中紹介します。注意事項は講義の初回で指示します。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義資料の準備と資料内容についての予習 15
事後 毎時間の講義の復習 15
事後 参考文献の購読 15
事後 定期試験・レポート作成に向けた学習 15

本科目の関連科目
教育課程論、教育方法論、生徒・進路指導論、特別活動方法論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
原則期末試験で評価します。講義中に課題の提出を求めた場合は加味します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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