科目名 教職入門A

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 鈴木 庸裕

テーマ
教育とは夢を語ること。学校-家庭-地域のつながりの中で、子どもたちとともに夢を育む教師をめざして

科目のねらい
<キーワード>
教師の専門職性と専門性  学校福祉
地域と学校をつなぐ  チーム学校

<内容の要約>
 これから求められる教師像やその力量について、受講生がみずからの気づきを大切にして紐解いていく。
 子どものしあわせを具現化する専門職として、教職の意義、職務内容、地域連携、多職種連携、教育と福祉の連携をめぐるあり方を習得する。
 これからの教師に何が求められるのかを、今日の教育的課題に着目しながら考えることができる。
スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの教職員との連携の基礎を養うことができる。
 教職者としての役割や使命について、保護者や他の専門職に説明することができる。


<学習目標>
教職への目的意識を高め、課題発見や問題解決(軽減)の意欲と方法について深めることができる。
教育と福祉のつながりについて関心を持つことができる。
これからのチーム学校時代を担う多職種協働の資質をもつことができる。
多職種協働に必要な資質をみずから説明することができる。
自身の学校での経験を省察することができる。

授業のながれ
授業ガイダンス 教職とは何か(その社会的意義)
みずからの学校教育での体験を振り返る(生活面)
みずからの学校教育での体験を振り返る(学習面)
学校のもつ役割とはー学校の持つ福祉的機能
多文化共生時代の学校と教師の役割
「チームとしての学校」と教師の役割
いじめ・不登校をめぐる組織的取り組み
チーム・アプローチを通じた学習指導
地域の人びとが参加する学校づくり
クラブ・部活指導をめぐる外部人材の活用
コーディネーターとしての教師の役割
地域住民としての子どもたち
家族まるごととらえることとは
多職種チームと学校づくり
学校が子どもの幸せにどう責任を持つのか(授業のまとめ)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
日頃より新聞や教育関連の月刊誌などを読むことが大切。テキストや資料を事前に読み込んだり、講義をもとに、みずから調べてみる、探してみる、聞いてみることを大切にする。
 毎回、指定する教育実践やテキストの論考をまとめ、みずからの論点をまとめたレポートを作成して出席すること。
 講義の中で、グループや他の受講生の意見や感想をメモするなど、積極的に聴くこと、書くことをおこなうこと。

事前事後 学習内容 時間数
事前 指定されたテキストの箇所について事前に、概要をまとめ自身の論点を付したものを、授業時に持参する。 15
事後 講義やグループ討議を経て、課題をまとめていく。 15

本科目の関連科目
他の教職科目群

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他 
出席は当たり前。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>鈴木庸裕 <テキスト名>学校福祉のデザイン <出版社>かもがわ出版社



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