科目名 情報工学実験

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 3 後期開講 鈴木 隆宏、大場 和久

テーマ
情報工学に関する実験を通して、実験内容や実験の進め方を理解し、実験報告書の書き方を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
シミュレーション  数値解析
Raspberry Pi  IoT
コンピュータ応用

<内容の要約>
以下の内容に関わる実験を行う。(1)代表的なコンピュータの応用例にシミュレーションや数値解析がある.本実験では,シミュレーションと数値解析と関わる基礎的なソフトウェア実験を行う.シミュレーションに関しては,一様乱数および指数乱数の発生法を学び,M/M/1等の待ち行列シミュレーションを行う.そして,窓口への客の到著間隔分布やサービス時間分布と,平均待ち時間との関係を調べる.数値解析に関しては,まず,順次検索により非線型方程式の解を求めるプログラムを作成する.さらに,二分法やニュートン法により解を求めるプログラムを作成し,これらのアルゴリズムの特徴について考察する.(2)近年,超小型コンピュータRaspberry Pi がIoTで広く利用されている.Raspberry Pi利用のためのOSのインストール,各種設定を行い,ネットワーク端末,ネットワークサーバとしての動作確認を行う.また,センサーをRaspberry Piに接続した実験を行い,IoTの基礎を身につける.

<学習目標>
実験の進め方や必要な機器の扱い方を理解できる
指示に沿って実験を行い,実験結果や考察を記述できる
実験報告書を作成することができる

授業のながれ
実験ガイダンス
シミュレーションに関する実験1
シミュレーションに関する実験2
シミュレーションに関する実験3
数値解析に関する実験1
数値解析に関する実験2
数値解析に関する実験3
Raspberry Pi環境構築に関する実験1
Raspberry Pi環境構築に関する実験2
Raspberry Pi環境構築に関する実験3
IoTに関する実験1
IoTに関する実験2
IoTに関する実験3
実験レポート指導1
実験レポート指導2

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業には毎回出席すること.実験には主体的に取り組み,実験レポートの提出期限を厳守すること.

事前事後 学習内容 時間数
事前 実験内容の予習 5
事後 実験レポートの作成 10

本科目の関連科目
プログラミング演習1,2で学習したC言語を用いる.情報処理演習で学習したLinuxコマンドを用いる.

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等 100%
その他 
授業中の実験に対する参加態度,および実験レポートの内容により成績評価を行う.

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2020 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。