科目名 家政学U(住居)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 高井 智代

テーマ
住居や公共建築物での福祉住環境(バリアフリー)や安全・安心(危険予知)について提案・実践できる能力を修得する。

科目のねらい
<キーワード>
福祉住環境  福祉施設
住宅改修  ユニバーサルデザイン

<内容の要約>
住居や公共建築物内での様々な不便・不自由・危険を察知し、取り除くことが出来る実践能力を修得する。
不便・不自由に関しては、福祉住環境の視点で設計提案できる能力の修得を目指す。危険に関しては危険予知・事故後の対策立案の視点で提案できる能力の修得を目指す。

<学習目標>
建築の専門家と協働できるよう、バリアフリーの図面が作製・指導できる能力を修得する。
福祉施設などで危険箇所を改善指導できる能力を修得する。
福祉施設などで事故後に原因究明および対策立案できる能力を修得する。

授業のながれ
住まいに関する基礎知識(1)建築設計の流れ、建築図面の見方、用語
住まいに関する基礎知識(2)ゾーニング、動線、ライフサイクルと住まい
危険を察知する能力(1) KYT(危険予知トレーニング)とは
危険を察知する能力(2)基本的なKYTを実践する
危険を察知する能力(3)グループでKYTを実践する
学内のバリアや危険箇所を探してみる
学内のバリアや危険箇所の解決策を提案する
生活環境:光環境、音環境、温熱環境、空気環境
生活者をとりまくリスク:家庭内事故、地震、火災、台風、水害
高齢者、障害者を考えた福祉住環境(1)住宅のバリアフリー化、日本家屋の構造上の問題点、福祉環境整備の基本、住宅改修の基礎知識
高齢者、障害者を考えた福祉住環境(2)玄関、廊下、階段、寝室、照明、色彩
高齢者、障害者を考えた福祉住環境(3)浴室、キッチン、トイレ、住宅の管理
階段を採寸して簡単な図面を描く
学内の障害者配慮トイレを採寸する
採寸したトイレを図面化する

準備学習の内容・学ぶ上での注意
欠席をすると科目についてくることが困難になる場合があるので注意すること。
本講義では設計製図やフィールドサーベイなどを行ってもらう。講義時間以外にも相当時間を課題作成に費やしてもらうこととなる。

事前事後 学習内容 時間数
事後 課題の作成 8
事後 毎回の復習 8
事後 全講終了後の試験対策 5

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
各種提出課題の内容および提出状況に加え出席状況、実習への参加の姿勢などを総合的に評価する。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>川井 太加子 <テキスト名>最新介護福祉全書第5巻 生活支援技術T <出版社>メヂカルフレンド社



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