科目名 義肢装具学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 山中 武彦、中村 恵一

テーマ
義肢装具を用いた作業療法の介入方法を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
義肢・装具  福祉用具
心身機能  活動・参加
環境因子

<内容の要約>
リハビリテーションでは,心身機能や活動における否定的因子を解消する方法として,様々な方法が存在する.義肢・装具も含めた福祉用具は,たとえ心身機能が改善することが難しくても,目標とする活動の実行や社会参加を実現するために有効な手段となる.この講義では,義肢装具を含めて福祉用具を用いた介入理論と技術を理解し,国際生活機能分類における環境因子の重要性を知ることを目的とする.

<学習目標>
義肢装具を用いた介入の対象疾患や障がいを説明することができる
義肢装具の種類,構造とその適用について説明することができる
義肢装具を用いた介入プログラムの立案ができる

授業のながれ
義肢装具学総論:義肢装具の歴史,疫学,リハビリテーション医学における位置づけなどを学ぶ.
義肢学(1)肩義手および上腕義手のしくみ,適合検査について学ぶ.
義肢学(2)前腕義手および手義手のしくみ,適合検査について学ぶ.
義肢学(3)筋電義手について学ぶ.義足について学ぶ.
装具学総論:装具の歴史,疫学,リハビリテーション医学における位置づけなどを学ぶ.
装具学各論:疾患別装具学@
装具学各論:疾患別装具学A
装具学各論:疾患別装具学B

準備学習の内容・学ぶ上での注意
予習復習時間:各60分
質問や意見を述べられる積極的な授業参加態度を望む.

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業終了時に案内する予習範囲を予習すること 2
事後 授業内容を別のノートにまとめなおすこと。随時点検します。 2

本科目の関連科目
義肢装具学実習,身体障害作業療法学T,身体障害作業療法学U

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他(授業参加態度(質問、意見など主として積極性を評価)、教科書など持参物忘れは減点対象) 20%
適時,小テスト レポート課題を提示する.
定期試験により成績評価する.

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>大庭潤平,ほか <テキスト名>義肢装具と作業療法 評価から実践まで <出版社>医歯薬出版
<著者>編集 山中武彦 <テキスト名>作業療法学ゴールドマスターテキスト 福祉用具学 <出版社>メジカルビュー



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