科目名 福祉の力

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 中村 信次

テーマ
卒業後も見通しをもって働くために、周りの人々やさまざまな機関とつながるための基礎知識を得る。

科目のねらい
<キーワード>
福祉の力  就業力
つながる力  多職種のコラボレーションによる可能性

<内容の要約>
日本福祉大学では学生の就業力を「福祉の力」と表現しています。「福祉の力」とは、仕事をするうえで「相手を尊重すること」と、職場や地域で様々な人と「つながる力」をつけることを意味しています。相手の立場を尊重し、色々な人とつながることで、新たな仕事の可能性が生み出されます。他分野・他職種の人々とつながることで、自分では解決できない課題の解決方策も見えてきます。全学部の先生方や現場の方が登場して下さっています。卒業後、自分一人で頑張るのでなく、上手に人々とつながるために、自分の関心分野とは異なる他分野に関する基礎知識をゲットしてください。

<学習目標>
自分が希望している分野がどのような分野と関係深いかを理解し、それを説明できる。
他分野と連携するうえで求められる自分の分野の基礎知識を整理し、それを他者に示すことができる。
他分野と連携することで生み出される新たな仕事の可能性について、一つは例を出すことができる。

授業のながれ
ガイダンス;福祉大における学びと社会で求められう福祉の力
子育てを支える;子育て支援センター・保育所幼稚園・学童保育
子どもの「問題」に取り組む;虐待・障害・養護問題
学校に関わる仕事;生涯学習・特別支援学校・スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー
障害者と関わる仕事;就労支援・福祉就労・仕事開発
障害者の生活を支える;精神科リハビリテーション・生活支援センター・福祉用具開発
高齢者の生活の質を高める;理学療法・作業療法・レクリエーション
高齢者に安心を保障する;介護・地域包括支援センター・災害情報システム
国の政策に関わる;厚生労働省・経済産業省・法務省
人々の生活を支える公務員;地方行政・公務員福祉職・警察・消防
人々の生活を支える機関;社会福祉協議会・権利擁護機関・消費者センター
医療機関の仕事;医療ソーシャルワーカー・医療事務・医療技術職
国際的な問題にとりくむ;多文化ソーシャルワーク・国際援助・海外青年協力隊
少子高齢化社会における商品開発;地域金融・流通・販売・ユニバーサルデザイン
地球市民として;外国語を生かす・環境ビジネス・スポーツマネージメント

準備学習の内容・学ぶ上での注意
第1講は本科目のガイダンスにあたります。加藤前学長のメッセージを含め、この科目のねらいをお伝えしています。視聴する際には、第1講を最初に受講して下さい。オンデマンド科目です。1章ごとに小テストがあります。先生方の作成したテストなので、問題数や水準にはばらつきがありますが、繰り返し視聴し内容をしっかり理解して小テストに臨みましょう。各学部の基礎的科目の学びを通して自分の分野に関する基礎知識を得たうえで、他分野とのコラボが生み出す可能性について考えましょう。

オンデマンド授業の受講に際しては、自分で復習を行うことが内容の確実な理解に特に大切になります。毎回の講義の後に、必ず学習内容を自分でまとめて復習するようにしてください。毎回の講義の復習には2時間程度必要になります。

事前事後 学習内容 時間数
事後 オンデマンド講義で学んだ事項の復習 30

本科目の関連科目
各学部1年生の入門科目・キャリア開発科目、福祉社会入門

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
各講ごとの進級テストをクリアし、最終テストに合格すること。最終テストはウェブで実施されます。各講の小テストを踏まえた応用問題と、講義に基づくいくつかの問題で構成されています。応用問題があること、問題数が多いことを踏まえ、小テストを振り返っておきましょう。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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