地域研究プロジェクトⅡ

科目名	地域研究プロジェクトⅡ

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	前期開講	鈴木　健司

テーマ

自治体による地域のにぎわいと創出事業の調査

科目のねらい

＜キーワード＞
地域の活性化　　自治体の政策
公民の役割分担　　コミュニケーション力

＜内容の要約＞
本授業では、地域の「にぎわい」を調査、分析して「地域（コミュニティ）の活性化」について研究を進め、特に自治体が行う観光政策について検討します。自治体の観光政策は、自治体が置かれた経済的、地理的、歴史・文化的な条件によって異なります。特に、産業面で考えられがちな観光ですが、まちづくりや住環境整備などを観光の目的とした自治体も少なくありません。このことを踏まえながら、自治体や観光協会などの公的部門の役割を中心に調査、研究をしていきます。
なお、この授業は本学のなお、本科目は「ふくし・マイスター」養成のための経済学部「地域志向科目」で、県内の市町村で活動します。

＜学習目標＞
ICT（情報通信技術）を用いて、資料の検索や情報の収集ができる。
数量的に資料やデータの分析を行うことができる。
地域の課題を把握して分析することができる。
グループ活動を通じてコミュニケーション力を身につけることができる。

授業のながれ

プロジェクトの目的、内容、スケジュールの説明
観光とまちづくりの調査（1）：資料のサーベイ①
観光とまちづくりの調査（2）：資料のサーベイ②
観光とまちづくりの調査（3）：資料のサーベイ③
観光とまちづくりの調査（4）：資料のサーベイ④
観光とまちづくりの調査（5）：資料のサーベイ⑤
調査の準備（1）：調査方法の学習①
調査の準備（2）：調査方法の学習②
調査の準備（3）：調査方法の学習③
書面調査（1）：調査票の作成
書面調査（2）：調査対象の選定
書面調査（3）：調査対象の分析
書面調査（4）：調査結果の分析①
書面調査（5）：調査結果の分析②
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

①授業はグループでの活動が中心となるので、グループでの役割や分担を理解して学習を進める姿勢が必要です。また、土日や祝日に学外活動を行うことがありますので、これらの日程で活動できるようにしておいて下さい。
②調査活動に関わる経費（交通費など）については、一部自己負担になる場合があります。
③この授業は、2年生の後期から3年生の後期までの1年半を全体の活動期間としていますので、粘り強く取り組んで下さい。

事前事後	学習内容	時間数
事前	次回の授業内容についての予習	15
事前	中間報告のための準備	15
事前	最終報告のための準備	15
事後	課題レポート	15

本科目の関連科目

本授業において必要な調査方法や分析方法を学ぶことができる「地域研究」を履修していることが望ましい。また、「地域社会と共生」、「基礎演習Ⅰ」、「専門演習Ⅰ」、「社会調査概論」、「社会調査法Ⅰ・Ⅱ」、「統計学Ⅰ、Ⅱ」が関連する。

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	0％
授業内でのレポート・課題等	100％
その他	0％

毎回の授業まとめレポート　30点
課題レポート　50点
期末試験　20点

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）

科目属性

地域志向科目