科目名 専門演習U

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 前期開講 神谷 さつき

テーマ
労働法の知識を習得し、労働に関する現代社会の課題について考える

科目のねらい
<キーワード>
労働者の権利と義務  働き方改革
ワークライフバランス

<内容の要約>
 社会に出たら働く期間は約40年と一生の約半分にもあたり、多くの時間を働くことに費やすことになります。どんな仕事であっても、いきいきと前向きに働くことができるかどうかが、充実した人生を送れるかどうかのポイントになっていきます。
 労働のあり方は時代とともに変化します。最近では生活や価値観の多様化により、ワークライフバランスなど希望する働き方も様々です。またテレビや新聞等で労働に関するニュースが増えており、働く者が主体的に考え、行動することが求められる時代になってきました。
 このゼミでは、働くときのルールを学ぶとともに、労働関係の問題、例えば働き方改革、長時間労働、育児休業、介護休業、ハラスメント、性差別、過労死、非正規社員といった身近な事柄をテーマにしながら、こうした問題をどのように解決したらよいのかを考えるとともに、これからの自分の働き方について、また、労働法をどのように解釈しどのように運用するのか、さらにどのように見直していくのが労働者や会社、社会全体にとってよい方向なのかを考えていきます。


<学習目標>
労働法について説明できる
労働問題の解決方法を論理的に考えることができる
自分の意見をまとめ、わかりやすく整理して伝えることができる
相手の意見を丁寧に聞くことができる

授業のながれ
学習のガイダンス
労働法の仕組みと理念
労働法の過去現在未来
労働者、使用者
労働組合
採用のプロセス@
採用のプロセスA
労働条件の決定システム@
労働条件の決定システムA
多様な雇用形態と法@
多様な雇用形態と法@
賃金@
賃金A
労働時間とワークライフバランス@
労働時間とワークライフバランスA

準備学習の内容・学ぶ上での注意
テキストは事前によく読み込んで理解してからゼミに出席してください。テキストの担当範囲から各自でテーマを選び、文献や資料等で調べたことをまとめて発表してもらいます。学外授業(会社見学や役所見学等)の場合はレポートを提出すること。また、遅刻や欠席の場合は事前に連絡することとし、ゼミ中の私語は禁止します。真摯に学習に取り組んでください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 テキストの予習 10
事前 発表の準備 10
事後 授業のまとめ 10

本科目の関連科目
民法 専門演習T 専門演習V 専門演習W 専門演習X 卒業論文

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等
その他(授業での議論、発表、事前学習の状況、成果物等を加味して評価します。) 100%
 

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>和田肇 他3名 <テキスト名>労働法[第2版] <出版社>日本評論社



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