科目名 教育方法論B

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 藤井 啓之

テーマ
すぐれた授業を行うために必要な、前提としての学級論、学びの目的論、授業構想論(教科内容、教材・教具)、授業実践論(発問、問答)、評価論等、基本的な理念・理論と方法論について、様々な教科の授業の実際を通して学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
教科内容と教材  発問と問答の指導
共同探求型授業  学習と評価
メディアと授業

<内容の要約>
児童生徒の学校生活の大半を占める授業。授業を通して子どもたちに教え込むのではなく、子どもたちが共同で探求しながら、世の中を理解し、世の中に働きかけ、さらに理解を深めるような授業をどう構想するのかを理解し、授業づくりの基本的知識とスキルを身につける。

<学習目標>
教科内容の本質を見極めて教材を選び授業を構想することが出来る
授業における生徒の問答を引き出す発問の特質を知り、問答過程の指導を構想できる。
学びにおける多様な評価を知り、それぞれの長短を説明できる。
現代的課題にふさわしい新しい教材から授業を構想できる。
授業で活用可能なメディアを理解し、適切な利用について説明できる。

授業のながれ
これからの教育方法は何を目指すのか
授業の歴史
授業を通して子どもたちに何を育てるのか
授業が行われる磁場としてのクラス
教科内容をどう見るか、教科内容をどう教材化するのか
教材から授業展開をどう構想するか
授業の端緒としての発問
問答過程としての授業の指導
学びと評価
授業を分析する―模擬授業1(社会科)
授業を分析する―模擬授業2(英語)
授業を分析する−模擬授業3(総合)
情報メディアの活用の意義と方法
教師教育の課題
全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
*毎回の授業で課題を提示し、次の授業で確認します。
*前半学んだことを参考にしながら、グループで模擬授業を構想してもらいます。前半での理解が模擬授業の成否を分けます。前半学んだことを自分の言葉で表現できるぐらい十分に消化することが重要です。授業でとりあげる専門用語は、事典類できちんと調べておいてください。
*本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要である。

事前事後 学習内容 時間数
事前 事前に配布する実践記録を読んで感想をwebにアップする 20
事後 授業の感想をwebにアップする 10

本科目の関連科目
教育課程論B

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 30%
その他  30%
*事前感想および事後感想30% 模擬授業で30% それらを踏まえたまとめテスト40%

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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