科目名 カウンセリング論B

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 前期開講 瀬地山 葉矢

テーマ
カウンセリングの基本的知識の習得と技法の理解

科目のねらい
<キーワード>
カウンセリングの専門性   カウンセラーの基本的態度
カウンセリングの基礎的技法   クライエント理解
カウンセラーとクライエントの関係性

<内容の要約>
本講義では、カウンセリングの専門性、カウンセラーに求められる基本的態度やカウンセリングで用いられる基礎的技法など、カウンセリングの基礎を学ぶ。そしてカウンセラーとクライエントの間でどのような相互交流が展開し、その両者の関係性のなかでクライエントのこころがどのように変容していくのかについて理解を深める。

<学習目標>
カウンセリングの専門性について説明することができる。
カウンセラーの基本的態度およびカウンセリングの基礎的技法について理解できる。
クライエントの心身の問題について理解できる。
カウンセラーとクライエントの関係性のなかで起こるクライエントの変容プロセスについて理解できる。

授業のながれ
カウンセリングの専門性
主観的事実としてのこころ
「聴く」ということ
カウンセリングの過程(1)初期段階で生じること
カウンセリングの技法(1)関係づくりのための構造と技法
カウンセリングの過程(2)中期段階で生じること
カウンセリングの過程(3)終結に向けて@
カウンセリングの過程(4)終結に向けてA
カウンセラーの話す技術
クライエントの不安を理解する
カウンセリングは効くのか−カウンセリングの効果研究
SNSによるカウンセリング
カウンセリングの技法(2)面接の実際
カウンセラークライエント関係を通じて変わること
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
カウンセリングや心理臨床は、専門性および固有のアプローチをもった実践的な援助活動です(優しさや強さや直感や経験だけでできるものではありません)。カウンセリングについての理解を深めるために、臨床心理学、精神医学、社会福祉学など関連する領域の科目についてもしっかりと学習してください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業を理解するうえで参考になる文献を購読する。 15
事後 授業を理解するうえで参考になる文献を購読する。 15

本科目の関連科目
臨床心理学T、臨床心理学U、心理療法論、臨床面接法演習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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