科目名 経営戦略

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 2・3 通年開講 松井 義司

テーマ
経営戦略論には多様な視点があるが、本講義では6つの代表的なアプローチを扱う。6つのアプローチと、事例や新聞・雑誌記事とを関連付けながら、企業活動と経営戦略を学ぶ。また、経営戦略には万能薬はない。各アプローチの有効性と限界についても学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
環境変化と適応  6つの戦略アプローチ

<内容の要約>
この講義は、経営戦略論と実務上の課題とを噛み砕いて説明することで、職業経験がない学生が、企業行動やその背景を理解する上での見方を養うことに目指す。経営戦略論には多様な視点があるが、本講義では6つの代表的なアプローチを扱う。そして、6つのアプローチと、事例や新聞・雑誌記事とを関連付けながら、企業活動と経営戦略を学ぶ。また、経営戦略には万能薬はない。各アプローチの有効性と限界についても学ぶ。

<学習目標>
理論と概念、事例を通じて、事業活動の基本的な知識を体系的に理解することができる。
経営戦略を学ぶことで、企業行動の背景について考察・分析する見方を習得することができる。
事例(現実の企業行動)と理論の関連性についての理解を深めることができる。

授業のながれ
イントロダクション(企業経営で重要な3つの視点:財務・マーケティング・組織能力)
イントロダクション(経営戦略とは、6つの戦略的アプローチ)
アプローチ @、A(戦略作成上の2つの異なる流れ:計画型戦略策定と創発型戦略形成)
アプローチ B(企業の外へ・市場に着目したポジショニング・アプローチ)
アプローチ C(自社に有利な市場環境構築を目指すゲーム・アプローチ)
アプローチ D(企業の内に・資源/組織能力に着目したアプローチ)
アプローチ E(学習に着目したアプローチ)
中間まとめ、時事問題
事例1(ヤマト宅急便の導入過程)
事例1について6つのアプローチから考察
事例2(ホンダの米国進出)
事例2について6つのアプローチから考察
コンフリクト・マネジメント
組織文化
前期講義の復習
事例3(ポラロイド社の失敗事例)
事例3について6つのアプローチから考察
事例4(抹茶メーカーの事業転換)
事例4について6つのアプローチから考察
事例5(エプソンの新興国向け事業革新)
事例5について6つのアプローチから考察
中間まとめ、時事問題
戦略策定方法 1(製品ライフサイクル、採用者カテゴリー)
戦略策定方法2 (PPM分析、バランススコアカード)
戦略策定方法 2(SWOT分析、4P、STP分析、戦略ポジション)
戦略策定方法 3(参入障壁、5つの経済性、シナジー)
日本型雇用慣行の形成と変容
モチベーション
ダイバーシティーマネジメント
後期講義の復習

準備学習の内容・学ぶ上での注意
1. 学習方法
・テキストと配布するレジュメを用いながら毎回の講義を行う。
・事前学習は不要である。
・毎回の講義の終わりにはコメントシートの記入時間を設け、講義内容に基づいた各自の考えを記入して貰う。
・2回の小テスト・中間テスト・期末テストがあるため、試験に向けた復習が必用。
2. 受講上の注意
講義中にスマホでゲームをしたり、私語が著しく他の学生に迷惑をかけるなどの学生には、単位認定を認めない。
3. 小テスト・中間テスト・期末テスト
持ち込み不可。

事前事後 学習内容 時間数
事後 小テスト・中間テスト・期末テストに向けた復習が必要。 15

本科目の関連科目
経営学、ベンチャー経営、マーケティング、経営組織論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 60%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  0%
成績評価:毎回の講義でのコメントシート(40%)、小テスト2回(20%)、中間まとめ(20%)、期末テスト(20%)。講義中に講義中にスマホでゲームをしたり、私語が著しく他の学生に迷惑をかけるなどの学生には、単位認定を認めない。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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