科目名 | 経営財務論 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 3 | 前期開講 | 足立 浩 |
テーマ |
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経営財務論の基礎を学ぶ |
科目のねらい |
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<キーワード> 資金の調達と運用 資本コスト 現在価値 投資意思決定 企業価値 <内容の要約> 経営財務は企業における資金の調達と運用(企業ファイナンス)に関する知識と実践といえます。企業の資金調達に関係するのは投資家と呼ばれる人々で、主に株主と債権者です。そこでは、企業としてこれらの投資家の期待にいかに対応するかが問題となります。その際に重要なものが資本コストです。企業における資金の運用で最も 重要なのは、長期にわたり多額の資金を拘束する設備投資です。そこでは、投資に要するコストとそれから得られる収益との対比を現在価値の視点から評価することがポイントとなります。本講義ではこうした問題についての基礎的理解を図ります。 <学習目標> 経営財務の基礎的な仕組みを理解し、説明できる。 資本コストや現在価値などのキーワードを基本的に理解し、説明できる。 企業価値などのキーワードを基本的に理解し、それを高める方法について説明できる。 |
授業のながれ |
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経営財務(企業ファイナンス)の意味と学ぶ意義 ファイナンスが重要になった理由 資金調達の方法と選択のポイント リスクと資本コスト 資本コストの意味 株主資本コストとCAPM WACC(加重平均資本コスト:ワック) 最適資本構成 投資プロジェクトの評価方法(1)−金銭の時間的価値(現在価値) 投資プロジェクトの評価方法(2)−NPV法とIRR法 投資プロジェクトの評価の事例 企業価値・株主価値の意味 企業価値・株主価値の向上策 EVAとバランスト・スコアカード 経営財務論の総括的理解 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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*学習内容の点では、講義の前後に配布資料の該当部分を読んで理解を深めるとともに、新聞記事や経済・経営系の雑誌記事等にふれて、経営財務(コーポレート・ファイナンス)に関わる現実の動きに留意すること。 *授業中の私語や携帯電話使用などは、他の受講者への迷惑行為であるとともに、教員に対する業務妨害行為として、その都度注意します。 注意にもかかわらず繰り返す場合は退室を求める場合があります。 *本科目は全体を通じて合計60時間の事前・事後学習が必要です。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 授業の予習 | 30 |
事後 | 授業の復習 | 30 |
本科目の関連科目 |
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管理会計、経営分析、会計学 |
成績評価の方法 |
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期末試験と、毎回の出欠確認を兼ねた講義終了後の簡単な確認評価によって評価します。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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