科目名 社会学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 新城 優子

テーマ
社会学的想像力とリサーチ・リテラシーを身につける

科目のねらい
<キーワード>
社会学的想像力  格差・不平等
社会調査

<内容の要約>
本講義の前半では「社会学的に」観察・考察するための「道具」について紹介し、後半では社会学の諸領域における実証研究を概観することで、社会学が家族や地域など身近な問題を社会学ではどのように扱っているかを学びます。

<学習目標>
社会学の基礎的概念を理解し、社会現象を説明することができる
社会現象を「社会学的に」考え、社会問題を認識することができる
調査データや資料を正しく読むことができる
社会学理論を理解し調査データを読み込むことで、社会問題の解決法を探ることができる

授業のながれ
イントロダクション―「あたりまえ」を疑う社会学
社会学における実証研究、社会学と社会調査
社会学的考え方(1)予言の自己成就と社会的ジレンマ
社会学的考え方(2)集団・組織論
社会学的考え方(3)自我論/アイデンティティ論/相互作用論
社会学的考え方(4)階級・階層論、格差と不平等
現代社会と社会学(1)ジェンダーとセクシュアリティ(1)
現代社会と社会学(2)ジェンダーとセクシュアリティ(2)
現代社会と社会学(3)教育と社会化(1)
現代社会と社会学(4)教育と社会化(2)
現代社会と社会学(5)産業と労働(1)
現代社会と社会学(6)産業と労働(2)
現代社会と社会学(7)産業と労働(3)
現代社会と社会学(8)環境
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@初回を除き、講義の配布資料は講義日の1週間前よりnfu.jpに掲載しています。各自印刷して授業に持参してください。
A毎回講義の最後にその日の学習内容に関連する課題を「リアクション・ペーパー」として提示しますので、講義資料を見直して、コメントをnfu.jpを通して提出してください(毎回1時間程度)。また、社会学的な考え方を理解できたかどうかを測る中間レポートを一度実施します(15時間程度)。
B「社会学的に考える」ことができるようになるために、普段から「あたりまえ」だと思っていることをいま一度「本当にあたりまえか?」と問いなおしてもらいたいと思います。また毎日のように公表される各種調査データを鵜呑みにすることなく、適切なプロセスを経て行われた調査かどうか見極めるリテラシーを身につけてほしいと思います。
C「社会学的に考える」力を身につけるために、世の中の出来事に関心を持って新聞やニュースを見るようにしてください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義資料を印刷し、講義内容の全体像を把握しておく 7
事後 各回講義終了時に提示される内容について、nfu.jpの所定の欄に回答を提出する 8
事後 中間レポートを作成する 7
事後 期末試験のために講義内容を振り返る 8

本科目の関連科目
(経済学部開講科目)社会調査概論、社会調査法T、社会調査法U など

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他(リアクション・ペーパーの提出) 30%
毎回授業の最後に「リアクション・ペーパー」という課題を課しますので、nfu.jpの「レポート」欄から提出してください。1回あたり2点満点で15回の授業で30点満点です。また中間レポートを1度課します。試験期間に試験を行います。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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