科目名 社会福祉専門演習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 通年開講 片山 善博

テーマ
人間について学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
人間  社会
価値  境界

<内容の要約>
哲学的な思考の一つにさまざまな境界線を問い直すというやり方があります。たとえば、日常/非日常、自己/他者、生/死、健康/病気、心/身体、正義/不正、常識/非常識、男性/女性、大人/子ども、仕事/遊び、理性/感性、等々の境界線には現代社会の何らかの価値観が反映されています。境界を考えるということは、現代社会の価値意識がなんであるのかを考えることであり、また境界線を問い直す(ずらす)ことは、現代社会のものの見方を根本から変更することにもなります。物事の真相を探究するとはこうした作業の積み重ねといっていいかと思います。このゼミでは、こうした作業を通じて、<人間とは何か>について考察することを目的とします。<人間とは何か>をめぐっては、生きることの意味は?人間の価値とは?死とは?私とは?他者と関わることとは?コミュニケーションとは?生きる場(人の居場所)とは?などさまざまな問いが無数にありますが、参加者には多くの問いを自由にそして根本的に考えてもらいたいと思います。ただし、ゼミの中で取り上げる具体的な中身は、参加者の個々の関心に基づいて決めていきます。

<学習目標>
読む力をつけることができる
議論する力をつけることができる
意見文を書くことができる

授業のながれ
授業概要
文献読解
文献読解
文献読解
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
前期まとめ
文献読解
文献読解
文献読解
文献読解
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
個人発表
卒論発表会
個人発表
個人発表
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
専門演習Tでは、専門演習Uでの卒業論文作成に向けての基礎的な力の育成を目指します。自分で問題を見出し、論点を明確にし、それを展開していくためのさまざまな方法について学びます。文献の探し方や使い方、フィールドワークの仕方、アンケートの取り方などの方法と実践を学び、そして調査したことを文章化していくための訓練を行います。さらに、文章化したものをもとに、口頭発表ができるようにします。

事前事後 学習内容 時間数
事前 課題図書の読書および論点整理(15時間) 15
事後 授業内で議論したことについてのコメント作成(15時間) 15

本科目の関連科目
哲学、社会学、コミュニケーション論、現代基礎教養

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 20%
その他  80%
ゼミへの取り組み方、レポート

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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