科目名 フレッシュマン・イングリッシュT−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 1 後期開講 尾山 晋

テーマ
一般的な話題に関する英語の語彙を増やし、英文の特性や傾向について理解を深めることで、英文読解の能力を伸ばす。

科目のねらい
<キーワード>
一般的な話題に関する英語の語彙の獲得  英文の読解技術の向上

<内容の要約>
この授業の目的は初級〜中級程度の英語で書かれた文章を読む能力を伸ばすことだ。授業では文化、先端科学、自然環境といったテーマに関する文章を読むことで幅広く語彙を増やすとともに、英文の構成や段落の特性について理解し、英文を効率よく読むための技術も学んでもらう。その中で世界の様々な地域の人やモノについて知見を広めてもらう。さらに、読んだ内容について平易なレベルの英語でコメントする能力を身につけてもらう。

<学習目標>
一般的な話題やテーマに関する英文を読むことのできる語彙を身につける。
英文の構成や段落の特性を踏まえ、効率よく読むことができる。
見聞きした事柄について平易なレベルの英語でコメントをすることができる。

授業のながれ
この回ではまず今学期の授業概要について説明する。
Unit 7A The Meaning of Dreams この回では睡眠中に見る夢について書かれたパッセージを読む。また、複雑なリーディングの内容を図式化する練習をする。
Unit 7B Seeing the Impossible この回では錯視について書かれたパッセージを読む。また、重文(compound sentences)についての理解を深める。
Unit 8A A Penguin Family この回ではペンギンの家族の特徴について書かれたパッセージを読む。また、パラフレーズについて学ぶ。
Unit 8B Do Animals Laugh? この回では動物の感情をテーマにしたパッセージを読む。また、主張とそれをサポートする事例の関係について学ぶ。
Unit 9A A Love Poem in Stone この回ではインドの霊廟タージ・マハルについて書かれたパッセージを読む。また、複文(complex sentences)について理解を深める。
この回には学期前半の学習内容を振り返るテストを行う。
Unit 9B The Great Dome of Florence この回ではルネッサンス時代のイタリアで建てられた聖堂に関するパッセージを読む。また、前置詞について理解を深める。
Unit 10A Warming World この回では気候変動をテーマにしたパッセージを読む。また、物語(narrative)や解説文(expository)といった文章の分類について理解を深める。
Unit 10B Freaky Forces of Nature この回では近年の異常な自然災害に関するパッセージを読む。また、文章中で書かれる出来事の原因−結果を見つける練習をする。
Unit 11A Mammoth’s Tale この回ではシベリアで発見されたマンモスについて書かれたパッセージを読む。また、文の態(voice)の違いについて理解を深める。
Unit 11B この回では、かつて存在した海の生物について書かれたパッセージを読む。また、文章に登場する情報の整理方法を学ぶ。
Unit 12A The Robots Are Coming この回では、昨今のロボット技術の発展に関するパッセージを読む。また、文章の主張とそれをサポートする考えや事例の関係について理解を深める。
Unit 12B How Will We Live in 2035? この回では、未来の日常生活と科学技術の関係について書かれたパッセージを読む。また、接頭辞と接尾辞について理解を深める。
この回では、学期後半の学習内容について振り返るテストを行う。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
各受講学生には、分からない言葉があれば、辞書やウェブ、書籍などを使って調べる積極的な姿勢が求められる。

事前事後 学習内容 時間数
事前 各ユニットの最初のセクションBefore You Readでパッセージのキーとなる語彙の意味を確認する。 1
事前 メインのパッセージを読み、必要に応じて、登場する語彙の意味を辞書で調べる。 8
事前 パッセージの内容の理解をチェックするセクションReading Comprehensionの質問に答える。 2
事前 英文を読む技術について紹介・説明するセクションReading Skillの説明を読む。 2
事後 学期に2回行う学習内容の確認テストの前に、事前学習で分からなかった点を中心に学習内容を復習しておく。 3

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等 90%
その他(授業への参加および貢献) 10%
「授業内でのレポート・課題等」は2つの要素からなる。まずは毎回の授業では語彙やリーディングの内容確認の小テストを行う。これが成績評価全体の40%を占める。また学期に2回、学習内容を確認するテストを行う。これが成績評価全体の50%を占める。「その他」は授業への参加態度・貢献からなり、これは成績評価全体の10%を占める。

テキスト
■テキストを使用する
□レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>Becky Tarver-Chase & David Bohlke <テキスト名>Reading Explorer Foundations Second Edition Student Book (ISBN978-1-285-84700-9) <出版社>Cengage Learning



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