科目名 社会学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 前期開講 山口 宏

テーマ
社会学の基本的な見方を学び、歴史の流れをふまえて現在の社会問題を位置づける

科目のねらい
<キーワード>
現代社会の諸問題  社会学理論
戦後社会

<内容の要約>
この授業では家族や地域、コミュニケーション感覚、メディアなど、さまざまな領域を横断的にみていきます。具体的なテーマは下の「授業のながれ」の通りで、広く浅くという感じになります。いまの社会が抱える困難な問題がどんなふうにつくられ、どんな方向がこれから必要なのかなど、戦後の歴史のなかでいまを位置づけ、具体的な問題と理論的な考え方をつなげて考えていきます。最初の数回では戦後の社会・文化史ということでバックグラウンド的な知識を押さえ、そこから個別の諸問題に眼を向けていきます。身近な柔らかい題材も多く使い、映像も毎回使いながら、かたい話もありますがわかりやすく進めていきます。

<学習目標>
社会のさまざまな問題を関連させて考えることができる
社会学の諸概念を理解できる
戦後社会の流れをつかむことができる

授業のながれ
ガイダンス
戦後社会の流れ(1) 
戦後社会の流れ(2) 
戦後社会の流れ(3)
戦後社会の流れ(4)
自己感覚の変容とコミュニケーション
家族とジェンダー
貧困と社会的排除
消費社会の論理と問題
宗教と社会
民主主義の可能性
グローバル化の諸問題
差別のとらえ方
サブカルチャーと社会
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業では毎回意見を書いてもらうので、寝ていたり聞いていなかったりしては書けません。わかりやすく話すようにするので、とにかく聞いて考えてください。毎回の記述があまりに良くなければ、授業冒頭に学籍番号を呼んで注意します。私語ももちろん厳しく注意します。

事前事後 学習内容 時間数
事前 関連文献を読み、予習 8
事後 毎回の復習 12
事後 レポートへの準備学習 6

本科目の関連科目
地域社会学、家族社会学、哲学、その他福祉系科目全般

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  0%
毎回の授業内で感想用紙を配り、授業内容のポイントと感想・意見を書いてもらい、それを主に最終授業での試験も加味して評価します。毎回の記述のウェイトが大きいので、欠席が多すぎたり、内容がいい加減であったり少なすぎたりするものは認められません。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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