科目名 | 専門実技(卓球) |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 3 | 前期開講 | 小島 長敏 |
テーマ |
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特徴のある自分らしい卓球を目指そう |
科目のねらい |
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<キーワード> 「自分が目指す卓球」 「打たせるボール、打たれるボール」 「ランダムフットワークは二歩動から」 <内容の要約> 同じ技術の習得練習でも、個々のレベルに応じて要求レベルが変わるのは当然である。初級者用の体の一部分を意識して取り組む練習から、中・上級者用のフットワークを取り入れた練習まで個々の希望する戦術に必要な技術の習得に必要な練習内容とその意義を提示し、練習の中で個々の生徒が持っている技量レベルにおいて何に留意すべきかを意識して取り組めるような内容とする。 <学習目標> 自分が目標とする卓球(戦型)を持つことが基本となる。そして、その目標を達成するために必要な技能を持つための工夫を自分で考える姿勢を持つ。 自己が目指す卓球に必要な技術練習に常に前向きにあきらめずに取り組み続けるポシティブシンキングで活動する。 |
授業のながれ |
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自分の卓球を知る@自分の得点パターンと失点パターンをきちんと分析できているか。その分析をもとに、これから目指す卓球と練習方針を考える。 自分の卓球を知るA毎日の練習や大会後に自分をほめることができるか。自分のホントに小さい進歩で良いので、自分の進歩を感じ続けることの大切さとその方法を理解する。 サービスの種類を増やす@サービスで最も大切な要素は、回転量・大きさ・スピード・コースの打ちどれか。自分が一番嫌なサービスから有効なサービスの要素について考える。 サービスの種類を増やすA上から下にラケットを振り下ろしても上回転系のサービスを出すことは可能である。その方法を考え、スイングだけでは回転がわかりにくいサービスを考える。 サービスの種類を増やすB1つの構えから4種類以上のサービスを出せるように打球面やスイング方向・打球点などを工夫する。 サービスの種類を増やすC今出しているサービスの回転をより分かりにくくすることは、打球後に肘を上にあげたり、フォロースルーを変えたりすることによって可能になる。 基本打法の確認@回転(安定性)を中心とする打法とスピード(決定力)を中心とする打法の基本を理解する。 基本打法の確認Aフォアハンドドライブと角度打ちの打法の違いを理解し、その技能を高める。 基本打法の確認B4種類以上のフォアドライブの打法を理解し、その技能の習得および向上に努める。 基本打法の確認Cバックハンドドライブの打法を理解し、その技能の習得および向上に努める。 基本打法の確認D3種類の台上ダックハンド打法の違いを定九バックの違いから理解し、その技能の習得および向上に努める。 基本打法の確認E回転軸を外すことで可能になる打法を理解し、その技能の習得と向上に努める。 フットワークの基本@日本の代表的なフットワークである三歩動と最近取り入れられている二歩動の違いを理解し、その技能の向上を目指す。 フットワークの基本A左右動だけでなく、前後動や切り替えしなどの動きを加えたフットワーク練習を考えて取り組む@ フットワークの基本B左右動だけでなく、前後動や切り替えしなどの動きを加えたフットワーク練習を考えて取り組むA フォットワークの基本Cオールフォア又はバックでのランダムフットワークの練習に取り組む。 フットワークの基本Dオールコートを使ったランダムでのフットワーク練習に取り組む。 システム練習@バックへのサービスから7球目までのシステムを3種類以上考えて取り組む@ システム練習Aバックへのサービスから7球目までのシステムを3種類以上考えて取り組むA システム練習Bフォアへのサービスから7球目までのシステムを3種類以上考えて取り組む@ システム練習Cフォアへのサービスから7球目までのシステムを3種類以上考えて取り組むA システム練習D必ずフォアの決定打で決めるシステムを3種類以上考えて取り組む。 課題練習@各自の目指す卓球に必要と考える技能を考え、その技能向上のための練習に取り組む@ 課題練習A各自の目指す卓球に必要と考える技能を考え、その技能向上のための練習に取り組むA 課題練習B各自の目指す卓球に必要と考える技能を考え、その技能向上のための練習に取り組むB 課題練習C各自の目指す卓球に必要と考える技能を考え、その技能向上のための練習に取り組むC 課題練習D各自の目指す卓球に必要と考える技能を考え、その技能向上のための練習に取り組むD 課題練習E各自の目指す卓球に必要と考える技能を考え、その技能向上のための練習に取り組むE プレゼンテーション@自己が取り組んだ練習の中で最も有用であった練習内容とその留意点や工夫した点を発表しあう@ プレゼンテーションA自己が取り組んだ練習の中で最も有用であった練習内容とその留意点や工夫した点を発表しあうA |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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どんなスポーツでも向上心を持ち取り組むことが大切である。そして、その過程の中で自己の成長を自覚することで喜びを実感できる。これが、スポーツの楽しむことの根幹になければならない。スポーツは自分から取り組むものであり、他者からやらされるものではない。自分から取り組み、自分で設定した夢や目標があるからこそハードな練習にも取り組むことができる。小さな成功や成長を自覚できるスモールステップを大切にして取り組み続けることができる人でありたい。「夢を実現することは難しいことではない。実現するために必要な多くのステップを設定し、そのステップを順にクリアするだけである。」 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 教科書の講読 | 10 |
事前 | グループワークでの事前課題への準備 | 10 |
事後 | グループワークの振り返り | 10 |
本科目の関連科目 |
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スポーツ指導法演習 |
成績評価の方法 |
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テキスト |
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□テキストを使用する □レジュメを使用する ■未定 (最初の授業で指示する) |
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