科目名 学校保健B(学校・救急処置)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 白石 龍生

テーマ
子どもの健康問題を環境とのかかわりの中でとらえることができる。救急処置の理論を理解し、実践することができる。

科目のねらい
<キーワード>
子どもの健康課題を取り上げ、現状把握を行い、対応について考える。  保健体育科の学習指導要領の内容を評価し、教育実践の観点から考察する。
チーム学校における学校保健の役割を理解する。

<内容の要約>
学校における保健管理活動に関わる事項および保健教育のあり方について考究する。特に子どもたちの健康問題を環境とのかかわりの中でとらえる。実際に学校現場で行われている身体計測や歯科検診の意義と活用法について理解するとともに、薬物乱用防止教育やがん予防教育といった将来的視野に立った教育の重要性を学ぶ。あわせて救急処置の理論と実践について理解を深め、学校における保健教育のあり方を学ぶ。

<学習目標>
学校教育における学校保健の役割を理解し、学校保健管理活動の意義について理解できる。
熱中症をはじめ救急処置が必要な場間面が想定される。リスクマネジメントおよびクライシスマネジメントを計画的に実践する能力を身につける。
急を要する事態が起こった時に落ち着いて対応できるスキルを身につけ、子ども達の命を守ることが出来る。

授業のながれ
健康の意義 現代の健康観
健康と環境
学校環境衛生
身体計測の意義
学校感染症1:実態把握
学校感染症2:出席停止の意義
薬物乱用防止教育
アレルギー疾患への対応
学校歯科保健
がんの予防教育
救急処置の理論と実践 RICE処置および熱中症予防
救急処置の理論と実践 CPRおよびAEDの使い方
保健教育の展開(中学校)
保健教育の展開(高等学校)
これからの学校保健

準備学習の内容・学ぶ上での注意
学校保健Aで学んだことを踏まえて、子ども達の健康課題解決に向けた取り組みについて考えます。チーム学校という考えの中で学校保健が果たす役割についても考究します。学校保健Aの内容を理解しているという前提で授業を行いますので復習をしておいてください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 これまでに学んだ学校保健および地域保健に関する知識を整理しておくこと。 10
事後 学校保健が果たす役割をチーム学校という観点から再度捉えること。 10
事後 学校も一つのの集団としてとらえ、保健指導を展開する方法について考える。 6

本科目の関連科目
教職関連科目、保健体育科教育法Tおよび学校保健A

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 40%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他 
試験および授業中に提出する小テスト、レポートにより総合的に判断します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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