科目名 スポーツ栄養学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 山本 和恵

テーマ
スポーツ選手の食事方法を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
食事のタイミング  パフォーマンス向上
スポーツ障害予防  コンディショニング維持
自己管理能力

<内容の要約>
 本科目では、スポーツ選手の食事方法を学ぶ。第1段階では、食生活による生活習慣病の誘因や内外の健康づくりのための栄養施策について理解を深め、自分自身の食生活を振り返る。第2段階では、食事を摂取した後、体内の細胞で何が起こっているのかを各栄養素別に学ぶ。また、食事のタイミングが、効率的に競技力向上に反映できる方法を運動と非運動時の比較をしながら学ぶ。第3段階では、スポーツ種目・目的別の栄養摂取のあり方について学ぶ。
( この科目は、公認スポーツ栄養士(管理栄養士)として、実業団チームの食事アドバイザーに従事している経験を有する教員がスポーツ栄養について教授します。 )


<学習目標>
世界・我が国が行っている健康づくり対策とそこに関わってきた栄養戦略が理解できる。
今後の健康増進の目指すところが、自分の考えも含め説明することができる。
食べ物を口腔から摂取して、エネルギー代謝までの流れが理解できる。
食事のタイミング時や運動時と非運動時の比較説明ができ、必要性が理解できる。
各スポーツ種目別・目的別の食事が理解でき、実践にもつなげられるように食事タイミングのシミュレーションを立てることができる。

授業のながれ
栄養・食事指導の基本@
栄養・食事指導の基本A
身体活動量の定量法とその実際
食生活と健康運動
スポーツと栄養1:炭水化物(種類・消化・吸収・代謝)
スポーツと栄養2:脂質(種類・消化・吸収・代謝)
スポーツと栄養3:たんぱく質(種類・消化・吸収・代謝)
スポーツと栄養4:ビタミン(種類・消化・吸収・代謝)
スポーツと栄養5:ミネラル(種類・消化・吸収・代謝)
スポーツと栄養6:水(吸収・代謝)、体液の働き
アスリートの栄養摂取と食生活1:競技別エネルギー収支
アスリートの栄養摂取と食生活2:試合前後の栄養・食事
アスリートの栄養摂取と食生活3:栄養障害とサプリメント
アスリートの栄養摂取と食生活4:身体作りの食事と減量計画
日本人の栄養摂取(生活習慣病と食事・栄養アセスメント(低栄養対策を含む))

準備学習の内容・学ぶ上での注意
他の履修者の迷惑になるので、授業内での私語を慎み、食べることは慎んでください。また、授業態度が目に余る場合は、退室を命じる場合があります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義前の文献・新聞などの購読 5
事前 事前課題の取り組み・作成 5
事後 毎回の復習 6
事後 全講義修了後の試験対策 3

本科目の関連科目
スポーツ生理学、スポーツ医学、健康概論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他  0%
授業の中で、グループワークがあります。授業内のレポート・課題等にグループワークへの積極的参加、協力の姿勢に対する評価も含まれます。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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