科目名 哲学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 片山 善博

テーマ
人間とは何か

科目のねらい
<キーワード>
自己  他者 
欲望   自由
芸術

<内容の要約>
ソクラテスの「汝自身を知れ」を手がかりに、私たちにとってみじかなテーマでもある、時間や自己、他者、権利、愛、芸術などについて、根本的に考えていきたい。私たちが普段、当たり前に思っていることが実は全く当たり前でないということに、私たち自身が気がつく経験を通して、物事の本質に向かっていきたい。

<学習目標>
自己吟味の方法を学ぶことで、福祉の対象である人間についての理解を深めることができる。
自己や他者についての理解を深めることで、多様で豊かな人間観を構築することができる。
社会や芸術の哲学を学ぶことで、福祉の基礎としての人間学的思考を身につけることができる。

授業のながれ
授業の概要、目的、内容等のガイダンス
時間の不思議
機械は考えることができるか(ロボットに心は可能か)
私は何を知ることができるか
科学とは何か(科学と道徳との関係、科学と宗教との関係)
人間の本性とは何か
人間の本性は変わりうるのか
人間にはどのような権利があるのか
人間にとって欲望とは
労働は人間に何をもたらすのか
責任を持つとはどういうことか
愛とは何か
美とは何か
芸術とは何か
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
授業では、学生一人ひとりが、物事を掘り下げ、原理的に考えることを重視します。そして自分なりの<ものの見方・考え方>を身につけてください。人間についてのさまざまな問いや思索のかたちを取り上げますので、自分なりの<問い>を見つけて、とことん考えてください。参考文献等については初回の授業の時に説明します。事前にお知らせする参考文献等については、授業開始までに読んでおいてください。毎回コメント票を配りますので、意見、質問等積極的に書いてください。なお、他の履修者の迷惑になるので授業中の私語は慎んでください。目に余るときには退室を命じる場合があります。

事前事後 学習内容 時間数
事前 事前に配布するプリントの学習(5時間) 事前に伝える参考文献の読書(10時間) 15
事後 授業内容の復習(5時間) 参考文献の読書(10時間) 15

本科目の関連科目
コミュニケーション論
死生学
社会学
現代基礎教養

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 80%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  20%
学期末試験に授業中の意見表明のアンケートを加味する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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