科目名 国際交流ファシリテーション演習Y

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 3 前期開講 佐藤 慎一

テーマ
体験活動の状況を詳細に記録し、埋め込まれた学びの要素を見いだし、まとめる。

科目のねらい
<キーワード>
学習ジャーナル  プロジェクトマネジメント
イベント評価  教育・学習理論

<内容の要約>
プロジェクトマネジメントや体験型の学習に関する理論について概要を把握した上で、国際交流ファシリテーション1,2を中心としたWorld Youth Meeting(WYM)に向けた学生実行委員会の取り組み状況の観察と記録を行う。後輩達への適切な支援・助言を行うと同時に、自らがこれまでに行ってきた活動を振り返り、学習してきたことの意味の見直しと再発見も目的とする。教育・学習や、プロジェクトマネジメントの理論を適宜照会しながら、自らの活動の相対化を目指す。

<学習目標>
グループで行われている体験型学習の状況を文書により適切に記録・共有することができる。
学習状況の各種一次記録を用いて過不足無く活動の全体像を表現することができる。
グループ活動についての評価と改善点の指摘ができる。

授業のながれ
体験型の学習のための理論
学習体験の記録と共有について
体験型の学習の実践例
プロジェクトマネジメントの概要
WYM実行委員会のマネジメント方針に関する議論(1)
WYM実行委員会の活動記録方針に関する議論(2)
WYM実行委員会のマネジメント(1)
WYM実行委員会のマネジメント(2)
WYM実行委員会のマネジメント(3)
WYM実行委員会のマネジメント(4)
マネジメント記録の編集とまとめ(文書・映像)(1)
マネジメント記録の編集とまとめ(文書・映像)(2)
マネジメント記録の編集とまとめ(文書・映像)(3)
マネジメント記録のまとめを踏まえた総括
相互評価と総括

準備学習の内容・学ぶ上での注意
本科目では、国際交流ファシリテーション1,2を中心としたWorld Youth Meeting(WYM)学生実行委員会の取り組みをマネジメントするとともに、自分自身が2年間のWYMの取り組みの中で実践してきたことの意味付けをする。授業時間内で検討した対応方針にもとづき、授業時間外の作業も必要となる。特に、WYMの当日やプレイベント、国際交流ファシリテーション1, 2が行われる時間帯は、いつでも参画できるようにスケジュール調整しておくことが求められる。

事前事後 学習内容 時間数
事前 これまでに経験したWYMの成果物の集約とまとめ 10
事後 当該年度のWYM準備・運営状況の観察と分析 10
事後 イベント運営評価観点の検討、評価と分析の試行 10

本科目の関連科目
国際交流ファシリテーション1、国際交流ファシリテーション2

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 40%
その他  60%
評価のすべてをアウトプットされた情報により行う。最終的なレポートを評価の4割とし、それ以外の定期的な観察記録を6割と重視する。文書や映像などの記録状況や、それらを共有・活用していくための工夫、試行錯誤の努力なども含めて評価する。WYMを踏まえての評価となることから、原則として成績がつくのは後期となる。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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