科目名 グローバル教養

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 近藤 有希子

テーマ
さまざまな文化的・社会的な背景をもつ人びとと関わるうえで、最低限必要と思われる事柄の基礎知識を習得するとともに、人間存在の多様性に対する気づきを得る。

科目のねらい
<キーワード>
多文化共生  アフリカ
日本  グローバル化

<内容の要約>
本講義では、グローバル化していく社会において、「他者」とともに生きる方法について考えます。その際に最低限必要となる基本的な知識の習得とともに、複雑で多様な人間存在への感受性や寛容力を身につけることを目指します。「他者」とは、日本からは遠い異文化に暮らす人びとのみを指すのではなく、自文化や身近な存在のうちにも、文化的ないし社会的な差異はつねに存在するものです。こうしたさまざまな差異への気づきを、ともに得ていきたいと思います。

<学習目標>
国際社会で活動するうえで必要となる教養を身につけることができる。
民族や宗教、国籍などのカテゴリーを自明のものとしてではないかたちで捉えることができる。
「他者」の多様な生きざまを知り、ときにその困難に対して応じることができる。

授業のながれ
オリエンテーション:アフリカと日本の現場から
若者と仕事:ニジェール都市のごみ収集人
ジェンダー:ウガンダ農村に暮らす女性の生業
病気と文化:ギニアにおけるエボラ出血熱と人びとの生活
障害と社会:タンザニアの大都会に生きる「障害者」
まとめ
紛争と和解:ウガンダ北部紛争と子ども兵士の経験
移民と難民:ウガンダにおける「難民」と地域住民の折衝
霊長類:サルを見るヒトを見る
宗教:カメルーンのイスラーム世界
まとめ
沖縄と「日本」:戦後沖縄における反戦平和運動
非常な日常:福島原発事故後の農業と暮らし
表象:ナウシカからみる現代世界
全体のまとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
上にあげた予定は暫定的なものであり、ゲスト講師の都合によっては変更があります。とくにゲスト講師の場合は遅刻厳禁で、10分後の入室は欠席扱いとします。積極的に質問しましょう。

事前事後 学習内容 時間数
事後 各回のゲスト講師がとりあげるキーワードに関連した身近な事象について、文献やHPで情報収集をおこなう。 1

本科目の関連科目
異文化理解

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 50%
授業内でのレポート・課題等 50%
その他(本講義は、期末試験および毎回の振り返りシートで評価をおこないます。) 0%
 

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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