教職実践演習（小中）

科目名	教職実践演習（小中）

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	4	後期開講	今井　理恵

テーマ

子どもの発達を支えるための、学校教育が抱える今日的課題に応答する教育実践力を追求する。

科目のねらい

＜キーワード＞
子どもの発達と子ども理解　　子どもの発達における教師の役割
学級・学習集団づくり　　授業づくり

＜内容の要約＞
教育実習を振り返り、総括するとともに、教員としての必要な教養・知識・技能について討論し深める。また、学校教育をめぐる教育政策や社会的諸問題に関する論文や教育実践記録を読み開き、分析・討論しながら、学校・教師が抱えている今日的課題について検討することで、教師としての幅広い実践的力量を高める。

＜学習目標＞
教職課程での学びを総括し、さらなる教育への知見を深めることができる。
教師観、指導観を改めて問い直すことができる。
教師としての実践的力量を身に付けることができる。

授業のながれ

1講ガイダンス　　≪教師の仕事とは？≫
2講教育実習の振り返り・総括　①　　　＜実習から学びとったこと①　子どもとの出会い＞
3講　教育実践記録を用いた事例研究①　＜子ども理解とは何か＞
4講　教育実習の振り返り・総括　②　　　＜実習から学びとったこと②　授業との出会い＞
5講　教育実践記録を用いた事例研究②　＜授業とは何か＞
6講　教育実習の振り返り・総括　③　　　＜実習から学びとったこと③　学校現場との出会い＞
7講　教育実践記録を用いた事例研究③　＜学校とは何か＞
8講学校・教師・子どもを取り巻く今日的課題に関してのロールプレイ①　＜いじめ・不登校、等＞
9講学校・教師・子どもを取り巻く今日的課題に関してのロールプレイ②　＜特別支援、トラブル、等＞
10講学校・教師・子どもを取り巻く今日的課題に関してのロールプレイ③　＜保護者への対応、等＞
11講模擬授業と授業分析①　　　＜教科(国語・社会・算数・理科)の授業＞
12講模擬授業と授業分析②　　　＜教科(音楽・図工・家庭・体育・道徳・外国語)＞
13講模擬授業と授業分析③　　　＜教科外(学級会・集会・給食指導・清掃、等)＞
14講家庭・地域と連携する学校づくり　　＜現在の教育政策と学校の役割＞
15講まとめ　　　≪教師の生きがい、働きがいとは？≫

準備学習の内容・学ぶ上での注意

①各自の卒論研究に生かせる演習内容としたいので、現段階での報告ができるようにまとめておくこと。
②参考文献等は、講義内で紹介する。

事前事後	学習内容	時間数
事前	講義資料の準備と資料内容についての予習	5
事後	毎時間の講義の復習	25
事後	課題図書の購読と課題レポートの作成	20

本科目の関連科目

教育課程論、教育方法論、特別活動方法論、各教科指導論

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	0％
授業内でのレポート・課題等	100％
その他	0％

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）