科目名 | 文章作成力演習 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 2 | 後期開講 | 宇野 朗宏 |
テーマ |
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文章作成力を身につける.特に、論理的な文章を展開できるようにする。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 文章の基礎 レポート 実習 就職活動(公務員試験や教員採用試験での論作文対策を含む) <内容の要約> 3年生に入ると、各種の実習、インターンシップなどの様々な学外実習が始まり、実習記録など文章を書く機会が増える。また、就職活動ではエントリーシートで、さらに公務員試験や教員採用試験などでは論作文が課され、文章力の有無が選考の一つとなっている。これらへ適切に対応できるよう、自分の伝えたいことを相手へ説得的に伝える文章力の構築を目指した演習を行う。 <学習目標> 主語・述語の対応関係や文体の違いなどの、文章の基本を説明することができる。 他人の文章を読み、その文章にタイトルをつけたり、文章を要約したりすることにより、文章の要点を簡単にまとめることができる。 主張と根拠、序論・本論・結論、起承転結などの、構成を意識した文章を作成することができる。 目的に合わせた文章作成の基礎能力を身につけることができる。 |
授業のながれ |
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ガイダンス 良い文章を書くとは?/授業の概要説明 基礎編1 文章作成の基本を理解する@ - 表記・表現のルール/話し言葉と書き言葉 基礎編1 文章作成の基本を理解するA - 品詞の役割や語法を意識した文章の作成 基礎編1 文章作成の基本を理解するB - 語彙力を増やすための演習 基礎編1 文章作成の基本を理解するC - 文章作成の基本についての総括 基礎編2 文章を要約する@ - 縮約の仕方と演習 基礎編2 文章を要約するA - タイトルの付け方と要約のプロセス/要約の演習 基礎編2 文章を要約するB - 文章を要約することの総括 基礎編3 文章の構造化を考える@ - 事実と意見の区別/レポートや報告書について 基礎編3 文章の構造化を考えるA - レポート・報告書の演習 基礎編2 文章の構造化を考えるB - ロジカル・ライティングとその演習 基礎編2 文章の構造化を考えるC - 文章の構造化についての総括 応用編 目的に合わせた文章を書く@ - 目的・求められている内容についての理解と執筆演習 応用編 目的に合わせた文章を書くA - 目的に適合した文章か、説得的かについての相互評価 授業のまとめ |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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これから実習記録・就職活動(公務員試験や教員採用試験の受験含む)に向けて、文章の基本を学びたい学生あるいは文章作成に不安のある学生に受講してもらいたい。授業を受講するにあたっては、常に語彙力と文法的に正しい日本語を身につけることを意識してもらいたい。なお、授業の流れは、あくまでも到達目標であるため、学生の様子や授業の進み具合により、内容を変更する場合もある。また、本講義はパソコンを使用しての演習が中心となる。さらに、文を書く作業がほぼ毎時間課される。そのため、演習課題をやり終わる時間には当然個人差が出る。この点は、履修にあたって注意しておくこと。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事後 | 各回に習った文章の作成ルールを踏まえて悪文を修正するプリント課題に取り組む | 5 |
事後 | 縮約と要約の練習課題に取り組む | 5 |
事前 | レポート・報告書演習に用いる題材を集める | 5 |
事前 | ロジカル・ライティングや目的に合った文章演習に用いる題材を集める | 5 |
事後 | レポート・報告書、ロジカル・ライティング、目的に合った文章演習の際に受けた添削を踏まえた修正を行う | 10 |
本科目の関連科目 |
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コミュニケーション力演習 |
成績評価の方法 |
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文章を書くことが基本となるため、出席すれば平常点がつくわけではない。文章を書いたり、書いた文章を推敲したりなど演習をすることで平常点がつく。演習成果や事後課題の取り組み具合が成績評価に反映される。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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