科目名 乳幼児の言語表現演習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 今井 美都子

テーマ
乳幼児の言語表現を豊かにするための知識、技術を習得すること。

科目のねらい
<キーワード>
発達に応じたことば遊びと劇遊び  乳幼児の生活に寄り添うわらべうた
表現を豊かにすることば遊び、リズム遊び  絵本と紙芝居
ペープサートとパネルシアター

<内容の要約>
乳幼児期の言葉の発達段階に応じた、子どものことばとこころを豊かに育むための知識と表現力を身に付けるために、様々な手法(絵本の「読み聞かせ」、紙芝居の「演じ方」、わらべうた、リズム遊び、劇遊び、パネルシアター等々)を実践しながら、習得する。

<学習目標>
乳幼児の発達段階に応じたことば遊び、ごっこ遊び、劇遊び等の知識を身に付けることができる。
乳幼児の生活に即したわらべうた、リズム遊びを子どもと共に楽しむことができる知識、技術を身に付けることができる。
絵本から広がった遊び等を実践し、子どもの様々な表現活動と結びつける方法を習得することができる。
独自のてのひら絵本、ミニ紙芝居、ペープサート、片手遣い人形の作成ができるようになる。

授業のながれ
オリエンテーション
絵本から広がる遊び、ごっこ遊び、劇遊びの実例を示し、実践する
絵本の「読み聞かせ」と紙芝居の相違点
乳幼児の発達段階に応じた「紙芝居」についての知識と演じ方。
わらべうたについての知識と実践。
発達が気になる子のためのわらべうた。
ストーリーテリングとブックトークについての知識と話しかた。
ことば遊びの様々な手法。
発達段階に応じた、昔話の選び方。昔話から遊びへの展開。
子どもと一緒に楽しむしかけ絵本、大型絵本の扱いかた。
ペープサート、パネルシアターの特質と演じ方。
個人発表(1)
個人発表(2)
個人発表(3)
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
個人発表の内容が重要なので、毎回の授業において積極的に参加してほしい。そして、実践発表の準備において疑問に思うことは毎回の授業内、またはコメント用紙に書いて提出すること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 毎回授業後に提示する次回内容の準備 4
事前 発表準備 8
事前 グループ実践の事前練習 3
事後 毎回の復習 8
事後 個人発表後の報告レポート 5

本科目の関連科目
「発達と言葉」(保育内容)の授業内容を熟知した上での「乳幼児の言語表現」である。乳幼児期のことばの発達を十分理解し、また現場の子どもたちの「ことば」に関する課題を把握し、言語表現に反映したいと考えている。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 100%
その他  0%
期末試験は行わないが、授業内での取り組み姿勢や準備の内容に注目したい。また、個人発表の内容、発表過程までの姿勢、準備の内容を重点的にみたい。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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