科目名 子ども発達学専門演習T

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 3 通年開講 遠藤 由美

テーマ
子どもとおとなが育つ教育福祉 ー 子どもの権利条約と児童福祉法 ー

科目のねらい
<キーワード>
教育福祉  学びあいと育ちあい
貧困・養護問題  教育と福祉の権利の統一的保障

<内容の要約>
 子どもにかかわる専門職に就く者として、自分自身を問い直し、現場で活用できる「子どもの権利条約と児童福祉法」について学び深める活動に取り組む。
(1)京都にある児童養護施設つばさ園の実践記録や、『明日の子供たち』を読み、養護実践について検討する。
(2)「子どもの権利条約」に学び、保育・養護・養育・教育に生かす手立てを検討する。
(3)「新しい社会的養育ビジョン」や社会的養護改革の文献を読み、現状を調査し、学ぶ。

<学習目標>
養護・養育・保育・教育に携わるものとして、子どもを理解し、その子どもにあった対応を考え、試してみることができる。
養護・養育・保育・教育に現場に子どもの権利条約や児童福祉法、教育福祉の考え方を応用することができる。
自前のことばで考え、表現すること、ゼミメンバーと協力して課題に取り組むこと、現実から学ぶことができる。

授業のながれ
ゼミ活動についてのオリエンテーション
自己紹介・他己紹介ビンゴ等を使ったアイスブレーキング
『明日の子供たち』レポート1
『明日の子供たち』レポート2
『明日の子供たち』レポート3
『明日の子供たち』レポート4
『明日の子供たち』レポート5
『明日の子供たち』まとめ
つばさ園の実践記録を読み拓く1
つばさ園の実践記録を読み拓く2
つばさ園の実践記録を読み拓く3
つばさ園の実践記録を読み拓く4
つばさ園の実践記録を読み拓く5
つばさ園の実践記録を読み拓くまとめ
養護問題研究会・各種実習の振り返り、前期のまとめ
後期活動に向けて 夏休み課題の交流
見学先選定とグループ分け
見学先別見学課題の検討1
見学先別見学課題の検討2
見学先別見学課題の検討3
見学先別見学のまとめ1
見学先別見学のまとめ2
見学先別見学のまとめ3
個別研究に向けて@ 問題関心の整理
個別研究に向けてA 問題関心の課題化
先行研究の選択と検討
先行研究検討の発表1
先行研究検討の発表2
ゼミ合宿について
まとめ 4年生のゼミ活動に向けて

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 ゼミでは、自前のことばで考え、表現すること、ゼミメンバーと協力して課題に取り組むこと、現実から学ぶことを大切にします。さまざまな人の意見は大切で、学んだり参考にしたりすることはおおいにやってほしことですが、そのまま「うのみ」にすることは避けたいものです。自分なりに他の意見や説をどうとらえていくのか、自分はどう感じるのかを大切にして表現してください。
 合宿や研究会参加もますので、お金の準備が必要です。

事前事後 学習内容 時間数
事前 検討文献を読むこと、レポートを作成すること、関連資料を読むこと 8
事前 見学先施設を選定するため、見学するための資料を収集し、その施設特徴を掴み、見学の際に明らかにしてくる課題を整理する。 7
事後 見学によって、理解できたこと、さらなる疑問を整理し、まとめる。自分なりの疑問文を作る。 7
事前 先行研究の選択にあたっては、あらかじめ図書館で資料検索を行うこと。 8

本科目の関連科目
 「社会的養護」「社会的養護内容演習」「教育福祉論」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内)
授業内でのレポート・課題等 100%
その他 
 レポート作成内容、討論内容、活動への参加によって評価する。

テキスト
□テキストを使用する
□レジュメを使用する
■未定 (最初の授業で指示する)
 



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