科目名 心理学実験・実習

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4 2 前期開講 <オムニバス> 清源 友香奈、小平 英志、小松原 智子、杉浦 祐子、山岸 未沙子、吉原 智恵子

テーマ
心理学の基礎的な実験・実習に関して、実験計画の立案から行い、実際に体験して心理学的研究法や心理統計の基礎を学ぶ

科目のねらい
<キーワード>
実験法  観察法
面接法   心理検査法

<内容の要約>
心理学研究の代表的な方法である実験法、観察法、面接法、心理検査法等を実際に体験し、心理学の研究方法およびレポート作成法を習得する。生理心理学、知覚心理学、社会心理学、心理測定法T、心理測定法U、発達観察法、面接法の7 領域(A〜G)の各2課題(計14課題)について、基本的に実験者・実施者及び被験者・体験者の両方を経験し、実験や実施の計画立案、実施・体験、結果の整理(統計的解析を含む)、考察までを行う。すべての実験・実習を小集団ごとにローテーションしながら体験し、それぞれ1 本のレポート(計14 本)を期限内に作成・提出する。

<学習目標>
心理学の基礎的な実験や実習を体験し、その心理学的な意味を理解できる。
心理学の研究方法を理解し、説明できる。
実験、実習のレポートを決められた形式に従って作成することができる。

授業のながれ
心理学実験の基礎@ レポートの基本、倫理的配慮
〈A1-1〉生理心理学実験:ポリグラフ(計画立案と実験実施)
〈A1-2〉生理心理学実験:ポリグラフ(結果の集計と統計的解析・考察)
〈B1-1〉知覚心理学実験:ミュラーリヤー錯視(計画立案と実験実施)
〈B1-2〉知覚心理学実験:ミュラーリヤー錯視(結果の集計と統計的解析・考察)
〈C1-1〉社会心理学実験:情報的影響(計画立案と実験実施)
〈C1-2〉社会心理学実験:情報的影響(結果の集計と統計的解析・考察)
〈D1-1〉心理測定法I:バウムテスト(テストの理解と実施)
〈D1-2〉心理測定法I:バウムテスト(集計と考察)
〈E1-1〉心理測定法II:エゴグラム(テストの理解と実施)
〈E1-2〉心理測定法II:エゴグラム(集計と考察)
〈F1-1〉発達観察法:乳児の移動能力の発達(観察の方法と基礎理論)
〈F1-2〉発達観察法:乳児の移動能力の発達(観察の実施と整理)
〈G1-1〉面接法:カウンセリング(基礎理論と手法)
〈G1-2〉面接法:カウンセリング(実施と考察)
心理学実験の基礎A レポート作成の振り返り、後半の課題に向けて
〈A2-1〉生理心理学実験:唾液アミラーゼ(計画立案と実験実施)
〈A2-2〉生理心理学実験:唾液アミラーゼ(結果の集計と統計的解析・考察)
〈B2-1〉知覚心理学実験:鏡映描写(計画立案と実験実施)
〈B2-2〉知覚心理学実験:鏡映描写(結果の集計と統計的解析・考察)
〈C2-1〉社会心理学実験:フォールス・コンセンサス効果(計画立案と実験実施)
〈C2-2〉社会心理学実験:フォールス・コンセンサス効果(結果の集計と統計的解析・考察)
〈D2-1〉心理測定法I:文章完成法(テストの理解と実施)
〈D2-2〉心理測定法I:文章完成法(集計と考察)
〈E2-1〉心理測定法II:NEO−FFI 人格検査(テストの理解と実施)
〈E2-2〉心理測定法II:NEO−FFI 人格検査(集計と考察)
〈F2-1〉発達観察法:新版K式発達検査(テストの理解と実施)
〈F2-2〉発達観察法:新版K式発達検査(集計と考察)
〈G2-1〉面接法:箱庭療法(基礎理論と手法)
〈G2-2〉面接法:箱庭療法(実施と考察)

準備学習の内容・学ぶ上での注意
積極的な取り組みを望む。毎週課題レポートが課されるので、演習内容を復習しながら理解を深め、期限内に必ず提出すること。また、授業の進行に著しい支障が生じるため、遅刻・欠席は厳禁とする。

事前事後 学習内容 時間数
事後 各回で課されるレポートの作成にしっかりと取り組む。レポートの取り組みを通して授業の内容を十分に復習する。 30

本科目の関連科目
心理学研究法、心理データ処理演習

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  40%
課題・小テスト0%、レポート60%、中間試験0%、定期試験0%、その他40%(積極的な授業参加を評価)各領域の成績を加算して、総合的に評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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