科目名 日本語と文化V−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
1 2 後期開講 石川 公子

テーマ
自分が主体となって問題提起を行い、意見交換を進行させよう。

科目のねらい
<キーワード>
学生主体の問題提起  意見交換の進行
多面的なとらえ方  情報伝達
他者の尊重

<内容の要約>
この授業は、前期の「日本語と文化III-1」に引き続き、大学の専門科目で要求される口頭発表能力の向上をめざす。とくに、お互いの意見を尊重し、議論が深められるような、意見交換の進行のしかたに重点を置く。話題(1)では、視聴したビデオの内容について意見交換を行い、意見交換のしかたについて学ぶ。話題(2)と(3)では、それぞれの話題についての様々な立場の意見記事を読み、多面的に物事を捉えられるようにする。続いて、その記事についての情報伝達を行い、意見交換を進行させる。「学生主体の問題提起」では、自分で関心のある話題を準備し、それについて情報伝達を行い、意見交換を進行させる。

<学習目標>
クラスメートの意見をよく聞き、意見交換を適切に進行させることができる。
ある話題や出来事について多面的にとらえることができる。
情報をわかりやすく正確に伝えることができる。
自分の意見を明確に伝えることができる。
クラスメートの発表や意見を聞き、お互いに学び合うことができる。

授業のながれ
「学生主体の問題提起」について概要説明、意見交換の進行のしかた
話題(1)「宿題代行業」@記事読解、論点整理
話題(1)「宿題代行業」A発表(情報伝達と意見交換)
話題(2)「赤ちゃんポスト」@DVD内容確認、利点・問題点・論点整理
話題(2)「赤ちゃんポスト」A関連記事読解、発表準備
話題(2)「赤ちゃんポスト」B発表(情報伝達と意見交換)、話題(3)「死刑制度」@日本の現状理解と記事選択
話題(3)「死刑制度」Aアウトライン・レジュメ作成
話題(3)「死刑制度」Bレジュメ確認、意見交換進行の準備
話題(3)「死刑制度」C発表(情報伝達と意見交換)
「学生主体の問題提起」@話題決定と資料読解、論点整理
「学生主体の問題提起」A発表準備(レジュメチェック)
「学生主体の問題提起」B発表準備(発表原稿チェック)
「学生主体の問題提起」C発表(問題提起と意見交換)(1)
「学生主体の問題提起」D発表(問題提起と意見交換)(2)
まとめ
       ※話題や日程は学生数や進行状況によって変更する場合があります。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
・教材を見てわからない言葉があれば調べておくこと。
・宿題や課題が出されたら資料等を調べて準備を開始し、決められた日に提出すること。
・学生の主体性を重視した発表中心の授業形式のため、積極的に取り組むこと。
・レジュメはパソコンで作成し、必要な場合はパソコンを持ってくること。
・毎回辞書を持ってくること。

事前事後 学習内容 時間数
事前 教材の予習(わからない言葉があれば調べておく) 4
事前 課題の準備 8
事後 宿題 4
事後 発表の振り返り 4
事後 毎回の復習 3
事後 全講終了時の復習 3

本科目の関連科目
日本語と文化I-1、日本語と文化I-2、日本語と文化II-1、日本語と文化II-2、日本語と文化III-1、日本語と文化IV-1、日本語と文化IV-2

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  40%
話題(1)〜(3)と「学生主体の問題提起」、まとめテストに加え、授業参加度・宿題等の提出状況などから総合的に判断します。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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