障害児教育特論

科目名	障害児教育特論

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
2	3	前期開講	髙村　豊

テーマ

障害児の発達に注目しながら障害児教育に関する諸知識や理解を深める。

科目のねらい

＜キーワード＞
発達保障　　特別支援学校
発達障害　　遊び
超重度障害児

＜内容の要約＞
　障害児教育の歴史を学びます。愛知における障害児教育の実践経験から、知的、肢体不自由、視覚障害、発達障害に関する現状と課題を整理し、関する知識・理解を深めます。

＜学習目標＞
障害児の発達、障害児を取り巻く家庭・学校・地域・社会・文化の状況を理解することができる。
障害児教育における指導方法や技術を学び身に着けることができる。
障害児教育に関する最新の話題について検討し分析することで、障害児教育の理解を深めることができる。

授業のながれ

講義の内容概略、進め方、講師の自己紹介（腹話術　パペットセラピー　おもちゃ図書館　ボランティア活動）
発達について考える（発達保障論）
日本における障害児教育の歴史
障害児教育の現況①　愛知の特別支援学校　知的障害
障害児教育の現況②　愛知の特別支援学校　肢体不自由
障害児教育の現況③　愛知の盲学校　聾学校　病弱　訪問教育　　（中間課題提示）
障害児教育に関する話題①　おもちゃは遊びを育み発達を促す　地域福祉文化活動としてのおもちゃ図書館
障害児教育に関する話題②　自発語を促すパペットセラピー　三項関係
障害児教育に関する話題③　重度肢体不自由児の水泳療育　温水プールで世界三大メソッドを実践
障害児教育に関する話題④　五感を活発に活用するスヌーズレン
障害児教育に関する話題⑤　アクティブバランスシーティング、キャスパーチャレンジ等の姿勢保持具と車椅子、歩行器　補助代替コミュニケーション機器
障害児教育に関する話題⑥　摂食嚥下指導　形態食　経口摂取　胃ろう　経管栄養　誤嚥防止
障害児教育に関する話題⑦　静的弛緩誘導法　　障害の重い子のためのふれあい体操
障害児教育に関する話題⑧　７パーセント在籍の発達障害児への支援　教育環境の構造化　もうひとつの居場所「放課後等デイサービス」
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

　講義中にトイレ等で教室外に出るときは、マカトンサイン（講義前にサインの指導をします。）遅刻して入室する場合は、静かに入り講義資料を取るようにしてください。
障害児教育の教員を目指す人も福祉施設で働くことを考えている人も、障害児者にかかわるボランティアやアルバイトを積極的に取り組み、講義内容を実践の場で活用してほしいと考えています。

事前事後	学習内容	時間数
事後	毎回の復習	14
事後	中間レポートの作成	5
事後	全講義終了後の試験レポート作成	8

本科目の関連科目

　肢体不自由児指導法、知的障害児指導法、重度重複障害児教育論、発達障害児指導法

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	50％
授業内でのレポート・課題等	30％
その他	20％

　コミュニケーションペーパーを毎回提出してもらいます。小レポートを中間で実施し、最後に試験レポートを実施します。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）