科目名 カウンセリング論A

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 瀬地山 葉矢

テーマ
カウンセリングの基本的知識の習得と保育・学校現場におけるカウンセリングの実際についての理解

科目のねらい
<キーワード>
カウンセリングの専門性  カウンセラーの基本的態度
幼児期・児童期のこころの問題

<内容の要約>
本講義では、カウンセリングの専門性、カウンセラーに求められる基本的態度やカウンセリングで用いられる基礎的技法など、カウンセリングの基礎を学ぶ。また幼児・児童の心理的発達課題やこころの問題についての理解をふまえたうえで、保育や学校現場で出会う子どもたちとのかかわり合いについて考える。

<学習目標>
カウンセリングの専門性について理解できる
カウンセラーの基本的態度およびカウンセリングにおいて起こる心の変容について理解できる
幼児期・児童期の心理的発達課題と心の問題について理解できる
保育および学校現場におけるカウンセリングの実際について理解できる

授業のながれ
カウンセリングの専門性
こころのありか−主観的事実としてのこころ
聴くということ
カウンセリングの基本的技法−関係づくりのための構造と技法
カウンセラーの話す技術
幼児期の心理・発達課題
児童期の心理・発達課題
幼児・児童の心の問題の理解と対応(1)発達障がい
幼児・児童の心の問題の理解と対応(2)不登校
幼児・児童の心の問題の理解と対応(3)不備な子育て(児童虐待)
SNSによるカウンセリング
カウンセリングの実際(1) プレイセラピー
カウンセリングの実際(2) 保護者とのかかわり合い
教師・保育者のメンタルヘルス−教師効力感・保育者効力感
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
カウンセリングや心理臨床は、専門性および固有のアプローチをもった実践的な援助活動です(優しさや強さや直感や経験だけでできるものではありません)。カウンセリングについての理解を深めるために、臨床心理学、精神医学、社会福祉学など関連する領域の科目についてもしっかりと学習してください。

事前事後 学習内容 時間数
事前 授業を理解するうえで参考になる文献を購読する。 15
事後 授業を理解するうえで参考になる文献を購読する。 15

本科目の関連科目
臨床心理学T、臨床心理学U、心理療法論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 100%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  0%
 

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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