基礎運動学実習

科目名	基礎運動学実習

単位数	学年配当	開講期間	担　当　教　員
1	2	前期開講	小林　寛和、岡戸　敦男

テーマ

身体運動の基礎的事項を、実習を通じて学び、運動学への理解を深める。

科目のねらい

＜キーワード＞
身体運動　　基本動作
動作の仕組みと効率

＜内容の要約＞
基礎運動学での講義内容をもとにした実習を行う。この講義の主な習得目標は、①座学で得た知識を実技で確認すること、②基本動作の仕組みと効率について学び、運動学に関する知識を得ること、になる。実習内容には、自ら動作を実践することも含める。これらにより、運動学を理学療法の内容に反映させる手法についても学ぶ。特に重点をおくこととして動作の観察と分析があり、その観点から講義の内容を構成し、進行していきたい。身体運動を伴って理解を深めてもらうため、内容によって学生10名～20名を1グループとして実習を進行していく。グループごとに教員等が指導にあたる。

＜学習目標＞
運動学と運動力学の基礎的内容について、実際の運動や動作に基づいて理解し、説明ができる。
身体各部位の運動と動作の関係について説明ができる。
運動学と運動力学を理解し、基礎的動作の遂行や分析に応用できる。

授業のながれ

上肢、下肢、体幹の運動学
上肢運動による動作の観察と分析－1
上肢運動による動作の観察と分析－2
下肢運動による動作の観察と分析－1
下肢運動による動作の観察と分析－2
体幹運動による動作の観察と分析－1
体幹運動による動作の観察と分析－2
姿勢と動作－1
姿勢と動作－2
個別学習指導（試問）
日常生活における基本動作
歩行動作の観察と分析－1
歩行動作の観察と分析－2
異常歩行の観察と分析の基礎
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意

・基礎運動学で得た知識をレベルアップさせる意識で学習に取り組んでいただきたい。
・評価や理学療法に活かすことができるような、実践的な運動学の習得を意識していただきたい。

事前事後	学習内容	時間数
事前	授業の終了時に次回の内容を説明するので、その内容に沿って予習をする。	1
事後	授業内容の復習をする。	1

本科目の関連科目

・すべての専門科目の基礎となる。
・特に関係する科目は運動学、臨床運動学となる。

成績評価の方法

期末試験（筆記・Web・レポート・最終授業内）	50％
授業内でのレポート・課題等	0％
その他	50％

・個別学習指導における試問を評価に含める。
・出席をして実習に取り組むことが成績評価の前提となる。

テキスト

□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定（最初の授業で指示する）