科目名 | 生理学U実習 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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1 | 1 | 後期開講 | 伊藤 猛雄 |
テーマ |
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実習を通じて、神経生理学の基礎を学ぶ。 |
科目のねらい |
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<キーワード> 神経機能 筋電図 自律神経 体性神経 <内容の要約> 生理学実習Uは、随意運動に関連した諸機能(体性神経系、骨格筋など)と自律神経機能に関する実習を行う。実習を通じて、神経生理学の理解を深めるとともに、生理学の研究の基本的方法論を学習する。また、臨床医学に通ずる疾患の基礎的理解(病態生理学)につながる考え方について勉強する。 そのため、生理学実習Uでは、生理学実習Iの結果をベースとして、@骨格筋の興奮収縮連関機構、A末梢神経生涯の発症メカニズム、B痙縮と拘縮の違い、Cクロナキシーの測定法とその意義、➄高血圧と心不全、E心筋代謝と脂肪酸と糖代謝、のテーマから、各グループは1つを選択(他のグループと同じものはだめ)し発表を行う、この場合、各選択テーマの細目を学生自身が考案し、一人ひとりはその細目について発表する(グループ全体として一つのテーマをプレゼンテーションする)。グループは生理学実習1と同一とする(6グループに分配)。 <学習目標> 運動単位を説明できる。 M波とH波を説明できる。 心機能調節における自律神経の働きを説明できる。 姿勢制御機能を説明できる。 |
授業のながれ |
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本実習の進め方について 神経生理学実習@動作筋電図(運動単位)記録法:測定・解析 神経生理学実習A脊髄反射法(誘発筋電図):測定・解析 神経生理学実習A脊髄反射法(誘発筋電図):実験計画の立案・準備(予備実験) 神経生理学実習B自律神経機能(心拍変動)記録法:測定・解析 神経生理学実習C姿勢制御機能(加速度計)記録法:測定・解析 神経生理学実習D姿勢制御機能(重心動揺計)記録法:測定・解析 神経生理学実習E姿勢制御機能(足圧分布・電気角度計)記録法:測定・解析 発表 @骨格筋の興奮収縮連関機構 発表 A末梢神経生涯の発症メカニズム 発表 B痙縮と拘縮の違い 発表 Cクロナキシーの測定法とその意義 発表 D高血圧と心不全 発表 E心筋代謝と脂肪酸と糖代謝 総括 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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実習に適した服装(Tシャツと短パン)にて受講すること。また、実験で使用する評価測定機器の取り扱いについて十分に注意し、怪我や機器の破損等ないように心がける。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | 授業項目に関連する内容について高校で習った授業内容について復習する | 10 |
事後 | 毎回の実習において,関連する領域の生理学・解剖学・運動学の知識を整理する | 20 |
本科目の関連科目 |
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解剖学T、解剖学U、生理学T、生理学U、生理学実習T |
成績評価の方法 |
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各課題について、レポート提出を行い、その内容をもとに成績評価を行う。レポートのポイント;@実験背景と方法が適切であるか、A図表が解りやすく作成されているか、B課題に対する考察が適切になされているか、など。また、発表(プレンテーション)の成績評価も行う。@発表スライドはわかりやすくできているか、Aわかりやすく説明できているか、B課題に対する考慮が適切になされているか、C質問には適切にこたえているか。 |
テキスト |
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□テキストを使用する ■レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
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