科目名 造園学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 3 後期開講 田井 洋子、白神 健、岡田 憲久、小林 高浩

テーマ
私たち人間が享受すべき自然、緑とは何かを考え、こうした環境の形成にかかわる造園家の仕事、社会的な役割について理解を得させる。

科目のねらい
<キーワード>
ランドスケープ  自然公園


<内容の要約>
住宅の庭や公園などの身近な緑、さらに自然公園を対象とする造園学の現代に至るまでの履歴をたどり、その将来を展望する。とくに現代社会の自然志向の問題点、造園の領域の推移と技術および思想史的展開について国内外の事例をあげながら解説する。さらに、造園(ランドスケープ・アーキテクチュア)の領域を支える原理・原則を概説し、造園学が環境に関わる科学と芸術においてどのような位置付けにあるかを論ずる。

<学習目標>
造園学の概念を理解できる。
造園学と環境の関係について理解できる。
造園の設計から施工までの流れを理解できる。

授業のながれ
ガイダンス
西欧、日本のおける自然観の歴史的変遷
自然観の違いによる自然の扱い方の違い
西洋庭園史 日本庭園史
現代の庭園作品
公共空間のランドスケープ1 広場
公共空間のランドスケープ2 公園
公共空間のランドスケープ3 事例見学
公共空間のランドスケープ4 事例見学
公共空間のランドスケープ5 事例見学
造園土木の仕事 設計の立場から1
造園土木の仕事 設計の立場から2
造園土木の仕事 施工の立場から
造園土木の仕事 市民協働
私の考える造園の仕事

準備学習の内容・学ぶ上での注意
講義だけでなく、演習、ディスカッションを行うので、積極的に参加すること。集中講義の3日間毎日小テスト(小レポート)を課すので、すべての日程必ず参加すること。なお、集中講義2日目は東海キャンパスにて講義を行い、名鉄太田川駅周辺の見学を行います。
<参考図書>
【講義推薦図書】
<著者>岡田 憲久『日本の庭 ことはじめ』(TOTO出版・2008年出版)

事前事後 学習内容 時間数
事前 講義前の文献購読 5
事後 毎回の復習(授業で紹介された現場を自主的に見学することも含む) 20

本科目の関連科目
都市生態系の保全、生態学、ビオトープ計画施工演習、都市景観生態学

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 0%
その他  30%
集中講義の3日間毎日行う小テスト(小レポート)およびディスカッションでの積極性・出席状況で評価する。

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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