科目名 | 疼痛医学 |
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単 位 数 | 学年配当 | 開講期間 | 担 当 教 員 |
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2 | 4 | 後期開講 | 坂野 裕洋 |
テーマ |
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痛みの病態メカニズム,アセスメントとマネジメントについて学ぶ |
科目のねらい |
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<キーワード> 疼痛 急性痛 慢性疼痛 痛みのアセスメント 痛みのマネジメント,集学的医療 <内容の要約> 痛みは老若男女,疾患を問わず共通した訴えであり,医科学の広範領域に関連することから,世界的にも「疼痛医学」として一学問領域が確立されており,我が国においても医学,理学療法学,他各種医療専門分野においてカリキュラム化されつつある。疼痛医学では痛みが発生するメカニズムを理解し,さまざまな病態にあわせたアセスメントとマネジメントについて学ぶ。 <学習目標> 痛みの概念について説明できる。 痛みの病態について,その種類と性質について説明できる。 痛みのアセスメントについて判断し,具体的な評価技能を実践できる。 痛みの医学的・リハビリテーション学的治療・マネジメントについて判断したうえで具体的な技能を実践できる。 |
授業のながれ |
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痛みの概念 急性痛のメカニズム 1.神経生理学概論 急性痛のメカニズム 2.末梢組織の炎症反応 急性痛のメカニズム 3.神経伝達と認知 慢性疼痛のメカニズム 1.慢性痛症の新たな概念 慢性疼痛のメカニズム 2.中枢神経系の可塑的変容 慢性疼痛のメカニズム 3.脳イメージと認知 慢性疼痛のメカニズム 4.さまざまな慢性痛 痛みのアセスメント 1.基礎医学的アセスメント 痛みのアセスメント 2.臨床医学的アセスメント 痛みのアセスメント 3.リハビリテーションアセスメント 痛みのマネジメント 1.急性痛の治療 痛みのマネジメント 2.慢性疼痛の治療 痛みのマネジメント 3.慢性疼痛のリハビリテーション 痛みのマネジメント 4.集学的医療 |
準備学習の内容・学ぶ上での注意 |
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講義内容で重要なポイントについてはメモをとり,復習時に教科書の内容と合わせて各自でノートを作成すること。また,講義終了時に次回講義内容について通知するので教科書の該当する章を必ず読んでおくこと。 大学生として常識ある態度・行動を望む。 |
事前事後 | 学習内容 | 時間数 |
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事前 | テキストを用いて次回の講義範囲を予習する | 15 |
事後 | テキストと講義資料を用いて講義内容を復習する | 15 |
本科目の関連科目 |
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基礎科目として「生理学」(特に,神経生理学),応用科目として各種疾患の「理学療法学」,「作業療法学」 |
成績評価の方法 |
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講義した範囲と内容について,記述試験を行う。 再試験については大学の規定に準ずる。 |
テキスト |
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■テキストを使用する □レジュメを使用する □未定 (最初の授業で指示する) |
<著者>松原貴子,沖田実,森岡周 <テキスト名>ペインリハビリテーション <出版社>三輪書店*変更の可能性あり |
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