科目名 簿記入門U(アドバンス)

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 クラス

テーマ
簿記入門Tによる商業簿記の基礎の学習をさらに発展させ、応用力そして問題演習能力を着実に高めていく。

科目のねらい
<キーワード>
試算表  精算表
財務諸表

<内容の要約>
企業は物やサービスを供給しているばかりでなく、従業員に給料を払ったり、税金を納めたり、さまざまな活動をしている。簿記はこういった企業の日々行う活動を、主に複式簿記の技術によって帳簿に記録・計算・整理し、会計期間終了後には企業内部だけでなく、企業を取り巻く利害関係者にもその結果を報告する役割を持っている。簿記を学ぶことで、企業の実体を把握する力が身に付くとともに、政治経済など社会を幅広く理解する能力を養うこともできるようになる。就職のときばかりでなく、広く社会一般で簿記が重要視されるのはこうした理由からである。この科目では、簿記入門Tを学んだあと、より実践的な簿記の技術を修得し、日本商工会議所主催の「簿記検定3級」に確実に合格することを目標にして、問題演習を積極的に展開しながら実践的な講義を展開する。

<学習目標>
社会科学の学問として着実に発展し、世界中から支持されている簿記を理解することの楽しさを知ることができる
企業において、簿記を活用した経理事務の仕事を責任を持って担うことができる
日本商工会議所主催「簿記検定3級」に合格する実力を身に付けることができる

授業のながれ
ガイダンス、総合仕訳@
総合仕訳A
各種補助簿記入、勘定記入
試算表および財務諸表の作成
伝票作成、決算仕訳・訂正仕訳、資本金・引出金の勘定記入
精算表の作成
総合問題演習@
総合問題演習A
総合問題演習B
総合問題演習C
総合問題演習D
総合問題演習E
総合問題演習F
総合問題演習G
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
1.初心者でも履修できますが、講義に能動的・積極的に参加するとともに自学自習に励み、是が非でも「日商簿記3級」に合格したいという強い意志を持つ学生を対象とします。2.簿記の学習には積み重ねが必要です。できるだけ休まず講義に出席し、基本をしっかりと身につけていく必要があります。3.年3回実施される日本商工会議所主催の「簿記検定3級」受験を原則とします。4.検定試験に合格するため、講義だけでなく、家庭学習も真剣に取り組む。5.講義中の携帯電話および電卓代わりの携帯電話の使用、私語や漫画など講義に支障のある行為をしない。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回授業の予習 30
事後 宿題、課題などの学習 30

本科目の関連科目
「会計学」

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 90%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他  0%
筆記試験を基本とし、一定期間ごとに課題や小テストをおこない理解度を確認
していく。

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>実教出版企画開発部 <テキスト名>日商簿記検定模擬試験問題集3級 平成31年度版 <出版社>実教出版



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