科目名 地域研究プロジェクトT

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 2 後期開講 鈴木 健司

テーマ
自治体による地域のにぎわいと創出事業の調査

科目のねらい
<キーワード>
地域活性化  自治体の政策
公民の役割分担  コミュニケーション力

<内容の要約>
皆さんは新聞やテレビなどで「地域(コミュニティ)の活性化」という言葉を耳にすることがあると思います。しかし、誰が何をどのようにすれば活性化していると言えるのかについては、様々な考え方があるので答えは一つではありません。ただ、地域の人や団体が互いに結びつきを伴った活動を活発にして、それが「にぎわい」を創出して「地域(コミュニティ)の活性化」が図られることは確かです。
 そこで、この授業では、地域の「にぎわい」を調査、分析して「地域(コミュニティ)の活性化」について研究を進めます。特に「にぎわい」の中でも、「地域の観光」を研究対象とし、そこでの自治体や観光協会などの公的部門の役割を中心に調査、研究をしていきます。
なお、この授業は本学の「ふくしマイスター」に関わる経済学部の「地域志向科目」で、愛知県及び近隣の県で活動します。




<学習目標>
ICT(情報通信技術)を用いて、資料の検索や情報の収集ができる。
数量的に資料やデータの分析を行うことができる。
地域の課題を把握して分析することができる。
グループ活動を通じてコミュニケーション力を身につけることができる。

授業のながれ
プロジェクトの目的、内容、スケジュールの説明
地域データの収集(1):データの収集方法を学ぶ@
地域データの収集(2):データの収集方法を学ぶA
地域データの収集(3):データの収集方法を学ぶB
地域データの分析(1):データの加工@
地域データの分析(2):データの加工A
地域データの分析(3):データの加工B
データ分析の方法(1):記述統計
データ分析の方法(2):単回帰分析
データ分析の方法(3):重回帰分析
データ分析の方法(4):主成分分析@
データ分析の方法(5):主成分分析A
地域の分析(1):産業分野
地域の分析(2):生活環境
まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
@授業はグループでの活動が中心となるので、グループでの役割や分担を理解して学習を進める姿勢が必要です。また、土日や祝日に学外活動を行うことがありますので、これらの日程で活動できるようにしておいて下さい。
A調査活動に関わる経費(交通費など)については、一部自己負担になる場合があります。
Bこの授業は、2年生の後期から3年生の後期までの1年半を全体の活動期間としていますので、粘り強く取り組んで下さい。

事前事後 学習内容 時間数
事前 次回の授業内容についての予習 5
事後 授業内容の復習とまとめ 5
事後 宿題 30
事後 課題レポート 20

本科目の関連科目
本授業において必要な調査方法や分析方法を学ぶことができる「地域研究」を履修していることが望ましい。また、「地域社会と共生」、「基礎演習T」、「専門演習T」、「社会調査概論」、「社会調査法T・U」、「統計学T、U」が関連する。

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 20%
授業内でのレポート・課題等 80%
その他  0%
毎回の授業まとめレポート 30点
課題レポート 50点
期末試験 20点

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



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