科目名 家族看護論

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 4 後期開講 山口 桂子、大橋 幸美

テーマ
家族を看護の対象としてとらえることの重要性と、家族看護学の定義、目的、基本的理論と実践モデルについて学習する。さらに、事例検討を通して、家族への援助方法や評価などの具体的展開について理解し、家族の健康に対する看護支援について学ぶ。

科目のねらい
<キーワード>
家族の健康  家族看護の定義
家族看護の理論  家族看護実践モデル

<内容の要約>
 現代社会の中での家族の位置づけや動向に目を向け、家族看護学の歴史的背景や家族看護学へのニーズについて学ぶ。また、家族看護に用いる基本的な理論や実践モデルについて学習し、家族看護学の定義、目的、具体的な援助の方法、評価など家族看護学の基本的な考え方について理解する。

<学習目標>
個人の健康問題が家族におよぼす影響について考えることができる
今までの実習等をふりかえり、家族を看護の対象としてとらえることの重要性が理解できる
家族看護学の定義、目的、具体的な援助の方法、評価について理解することができる
家族看護の主な理論や実践モデルについて理解することができる
家族の健康に対する看護支援について理解することができる

授業のながれ
家族とは? わが国における家族の現状と特徴 家族の価値、家族の強みについて
家族看護学の歴史的背景 
看護の対象としての家族  家族看護学の定義、目的について 家族の健康とは
家族看護の基盤となる主な理論(家族発達理論・家族システム理論・家族ストレス対処理論等)と実践モデル@
家族看護の基盤となる主な理論(家族発達理論・家族システム理論・家族ストレス対処理論等)と実践モデルA
家族看護の展開:家族看護過程@  ジェノグラム、エコマップの活用
家族看護の展開:家族看護過程A  家族アセスメント
家族看護の展開:家族看護過程B  家族アセスメント
家族看護の展開:家族看護過程C  家族看護問題に対する具体的援助の方法と評価
家族看護の展開:家族看護過程D  家族看護問題に対する具体的援助の方法と評価  他職種との連携、看護の役割
家族看護の展開:家族看護過程E 家族看護の介入
家族看護の実践(事例を通して)
事例(模擬事例や実習等で経験した)に基づいた演習(グループワーク)
事例(模擬事例や実習等で経験した)に基づいた演習(グループワーク)
グループ発表・まとめ

準備学習の内容・学ぶ上での注意
 1〜4年次に経験した臨地実習等を振り返り、テキストやレジュメを使用して、学習内容の予習・復習を積極的に行う。
 グループワークについては、効率的な話し合いが行えるように、授業時間以外も含めて、グループメンバーが協力し合いながら、準備を十分に行うこと。

事前事後 学習内容 時間数
事前 臨地実習での記録等を振り返り、家族看護に関連する内容について教科書等を用いて事前学習を行う。 10
事後 授業やグループワーク内容を振り返り、各自の課題レポート等に取り組む。 10

本科目の関連科目
 

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 0%
授業内でのレポート・課題等 60%
その他  40%
 

テキスト
■テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
<著者>上別府圭子他 <テキスト名>系統看護学講座 別巻 家族看護学  <出版社>医学書院



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