科目名 社会福祉学

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2 1 後期開講 平野 隆之

テーマ
社会福祉の基本的なキーワードを理解し、社会福祉の政策・運営・援助実践を体系的に学習する

科目のねらい
<キーワード>
ソーシャルワーク  ケアワーク
アドボカシー  エンパワーメント
燃え尽き症候群

<内容の要約>
社会福祉では、人々のふつうのくらしのしあわせを支えるための、理念・価値とその方法について学習する。看護学概論で学ぶ看護の理念とその方法との日アックを通して、共通する部分と相違する部分との理解を深め、社会福祉の特性を学習します。

<学習目標>
社会福祉の方法を体系的に理解できる
社会福祉の40キーワードについて、基本的な内容を理解できる
社会福祉のキーワードの相互の関連を理解できる
看護のキーワードの内容との比較を行うことができる

授業のながれ
教材『社会福祉キーワード』の目次を紹介しつつ、各キーワードの配列について理解する。 配置における社会福祉の援助技術の位置を理解する。
「レスパイトケア」、「アドボカシー」などの用語解説を例に、教材で学ぶ「キーワード」の解説内容を学ぶ。
参考図書の『看護学概論(基礎看護学@)』を用いて、いくつかのキーワードが共通している点を比較により理解する。
社会福祉の支援に関連して、「パターナリズム」と「アドボカシー」の用語解説を比較して学ぶ。関連する看護者の倫理綱領を理解する。
社会福祉の支援に関連して、「エンパワーメント」を学ぶ。「パターナリズム」から「アドボカシー」、そして「エンパワーメント」への発展を理解する。
小テストを通して、覚えるべき内容を確認する。「燃え尽き症候群」や「スーパービジョン」についての解説を行う。
ゲスト講義@:「燃え尽き症候群」に関連した様々な社会福祉士・看護師の状況を学ぶ。
「ソーシャルワーク」と「ケアワーク」の違い等、社会福祉の援助技術について学ぶ。
ゲスト講義A:病院での医療ソーシャルワークの現場から相談内容等を学ぶ。社会福祉の相談援助におけるリアリティを理解する。
「アセスメント」と「ラポール」等、支援の援助過程における相互の機能について学ぶ。
「ソーシャルワーク」の個別・集団・地域等の違いについて学ぶ。
「ケアワーク」に関連して、いくつかの福祉サービスの用語を学ぶ。
新たなサービス用語の登場「共生ケア」について、映像を用いて学ぶ。
小テストを通して、これまでの社会福祉キーワードの総合的な理解を進める。
講義の最終回において、期末試験を実施する。

準備学習の内容・学ぶ上での注意
前期で学んだ『看護学概論』のテキストを複数する。

事前事後 学習内容 時間数
事後 講義で学んだキーワードについて、教材の『社会福祉キーワード』のコピーを用いて復習する。 10
事前 2回の小テストおよび期末試験に際して、それまでに習ったキーワードを復習し、その内容を暗記する。 15
事後 2回のゲスト講義での内容を振り返り、自分考えを整理する。 5

本科目の関連科目
看護学概論

成績評価の方法
期末試験(筆記・Web・レポート・最終授業内) 70%
授業内でのレポート・課題等 10%
その他(小テスト) 20%
筆記試験

テキスト
□テキストを使用する
■レジュメを使用する
□未定 (最初の授業で指示する)
 



(C) Copyright 2019 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。